試合は同点の9回、1死からチェイビスが四球で出塁すると、ベンチは樋口を代走として投入
しかし、その後の展開で運命が大きく変わる場面が訪れた
加藤匠への初球で、樋口は盗塁を試みる
樋口は二塁へのヘッドスライディングを試みたが、DeNAの捕手・戸柱の迅速な送球により、遊撃手・京田が守備に入る
樋口は、まず右手でベースにタッチし、二塁塁審はセーフとの判定を下した
しかし、樋口が勢い余ってベースから離れた瞬間、京田がタッチを行ったため、DeNAはリクエストを要求する
リプレー検証が行われ、樋口の左手がそれぞれのタッチを受けた時、見事にアウトと判定され、試合の流れが変わってしまった
樋口の盗塁死によって、逆転のチャンスが消え、試合はその後も均衡を保ったまま続いていくこととなった
樋口の痛恨の盗塁死は、試合の流れを大きく変える出来事となった。代走の役割には高い判断力が求められるが、そのプレーは予想以上の結果を招いた。成功させることができれば、逆転の可能性があっただけに、チームにとっても痛手であった。
キーワード解説
- 盗塁死とは?
- リクエスト制度とは?
- ヘッドスライディングとは?

