昨シーズンはプロ5年目にして、自己ワーストとなる4勝5敗、防御率4.62という成績に終わった
これを受けて、7日に甲子園の室内で行った自主トレ後に、改造の意図を語った
伊藤はまず、自身の昨シーズンの投球を振り返り、その原因を探った
「切れのある直球が投げられない
制球もダメ…
なぜ?」と自己分析を始めた
特に、昨年の投球時のビデオを何度もチェックし、高々と上げていた右手の位置が、投球に影響を与えていることに気づいた
「右手が結構上がっていた
これが返すときに遅れちゃう原因だった」と伊藤は語り、今後は「スムーズに投げられるグラブの高さ」に持っていくことを目指すとした
彼はアマチュアの頃からこの投球スタイルを続けていたが、「速い球を投げたい」という意欲が強く、無意識のうちに手を高く上げ過ぎていたことを反省した
また、伊藤は「一昨年のように投げるために」と意気込み、10勝5敗、防御率2.39で日本一に貢献した2023年の姿をイメージしている
今後は右手の位置を下げ、無駄な動きを減らすことで、よりスムーズな投球フォームを実現したいと語った
さらに、彼は「今年は早めに投げる取り組みができている」とし、8日からは福岡県に移動し、合同自主トレを行う予定である
その目的は、改造中のフォームを固め、春季キャンプ初日のブルペンで新しいフォームを披露するためだ
開幕ローテーション争いについても触れ、「しっかりアピールできるようにしていきたい」と語り、ライバルたちとの差をつける決意を表明した
伊藤投手が自身のフォームを見直す姿勢は、プロ行く上で非常に重要です。特に、彼が指摘した「右手の位置」が投球に与える影響は、多くの選手にとっても参考になるポイントです。自身のプレーをビデオで分析することは、技術向上に欠かせない手法であると言えます。
ネットの反応
阪神タイガースの伊藤将司選手が昨季の不調を解消するため、ピッチングフォームの見直しを行い、特に右手の位置を下げることに取り組んでいると報じられています
これに対し、多くのファンから期待の声が寄せられる一方、フォーム変更に懸念を示すコメントも目立ちます
伊藤選手は入団以来ケガもなく、シーズン通してローテーションを守ってくれる存在であり、多くのファンにとって重要なピッチャーです
彼が昨季不調を経験した原因を考える声もあり、フォームや投球スタイルの修正で本来のパフォーマンスを取り戻すことに期待が寄せられています
特に、昨季は球の切れや球速が落ちたと感じるファンが多く、フォーム改良によって安定感を取り戻すことが求められています
また、「今年が勝負」との声も多く、今シーズンの活躍が重要視されています
フォーム変更については意見が分かれ、伊藤選手が本来持っている特徴を失わないか心配する声も上がっていますが、良い結果が出ることを期待するファンも多いです
全体として、伊藤選手の復調を楽しみにしているファンが多く、彼の成長と活躍に期待が高まっています
ネットコメントを一部抜粋
伊藤将投手は入団以来、大きなケガがなくシーズン通してローテーションを守ってくれる大きな戦力。
結局、イトマサが例年通りだったら、去年も優勝出来てたからなー。
課題を修正できれば、またローテの中心になってくれるはず。
やってくれると信じています!
本当にそれが正しいのかな?あのフォームが伊藤将の良い意味での特徴じゃなかったっけ?
キーワード解説
- 直球とは?:野球において、ストレートとも呼ばれ、投手が速球として投げる基本的な球種のことを指します。直線的な軌道で飛んでいくため、打者にとってはトレーニングの成果を試す絶好の機会となります。