西武、オリックスに連敗 - 長打不足が影響か
＜オリックス7－1西武＞◇30日◇ベルーナドーム プロ野球の試合で、埼玉西武ライオンズがオリックス・バファローズに0対7で敗北し、連敗を喫しましたこの試合は、5位の西武にとって3位のオリックスとの重要な対戦であり、逆転クライマックスシリーズ（CS）進出を目指す西武にとって極めて痛い結果となりました
試合では、オリックスのブルペンは7投手を起用する「ブルペンデー」を採用
ブルペンデーとは、先発投手を置かずに複数の中継ぎ投手を起用し、試合を乗り切る戦術です
西武はこの日、わずか1点しか取れず、打線の手がかりが見つからないまま試合を終えました
西口文也監督（52）は試合後、「打てそうな選手を使っていこうと思う」と述べ、1番に平沼翔太外野手（28）、2番に山村崇嘉内野手（22）の左打者をスタメンに起用
しかし、平沼は3安打を記録するも、チーム全体で見ると長打が不足しており、試合の流れを変えるには至りませんでした
特に、6回には無死満塁の場面を迎えましたが、4番のタイラー・ネビン外野手（28）や5番のレアンドロ・セデーニョ内野手（27）が相手投手のフォークに手こずり、相次いで三振
期待のかかる場面での失敗が、再び西武ファンを落胆させる結果となりました
この試合では西武の205本の長打が、他球団を下回るワースト記録を更新
シーズン中のこのタイミングで長打不足は大きな痛手となっています
球団内からは「直球を1球ではじけない選手が多い」といった指摘が上がる中、左打者が警戒を受けることによってチャンスを作り出すことが求められています
西口監督は、チーム編成において右打者が多くなってしまっている現状を理解しつつ、いかに打線を活性化させるかが今後の課題となっていることを強調しました
今回の試合は、西武が打線の不振と戦術に苦しんでいることが如実に表れた結果でした。特に長打不足は、得点力に直結するため、今後の試合への影響が懸念されます。監督がどのように打線を刷新していくかが注目されます。
キーワード解説
- ブルペンデーとは？：先発投手を起用せず、複数の中継ぎ投手を使って試合を行う戦術です。
- 長打不足とは？：本塁打や三塁打など、大きな得点を期待できるような打球が少ない状態を指します。
