巨人・岸田、初の4番起用で猛打賞!プロ初の快挙に注目

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◇セ・リーグ 巨人2―3阪神(2025年8月30日 甲子園) 巨人の岸田行倫捕手(28)が30日の阪神戦でプロ8年目、通算289試合目にして初めて4番に入るという特別な役割を果たした

この試合で岸田はフル出場し、初打席から3打席連続安打を記録する猛打賞を達成し、最終的には4打数3安打1打点を記録した

試合経過と岸田の打撃成績

試合は0―1の状態で迎えた2回、岸田は先頭打者として登場

相手先発左腕・高橋が投じた内角高めのスライダーに詰まりながらも中前に安打を放ち、巨人の4番として初安打を記録した

この瞬間は今年7月3日の阪神戦で4番を務めた増田陸以来の出来事である

また、3回の打席では2死一塁の場面でカウント1―1からカットボールを打ち、右前へのヒットを記録

5回には2死一、二塁という場面で初球を左翼線へ適時二塁打を放ち、同点に追いついた

これにより、岸田は4安打を放った今年6月27日のDeNA戦以来今季4度目の猛打賞を達成した

初4番での成功と今後の展望

岸田の4番起用は、巨人では2012年の村田修一以来13年ぶりの快挙であり、彼自身は「ちょっとびっくりはしましたが、意識せずに入りました」とコメント

試合前に初の4番の役割を知らされたという状況で、平常心で臨んだ結果が好成績に結びついたとのこと

チームとしては1点差で惜しい敗戦となったが、岸田は捕手として投手陣のリードに課題を感じていた

特にこの日チームは申告敬遠を含む11四球を記録しており、「ボール先行になると相手のリズムになり、配球が難しくなる」と、今後の改善策についても言及した

岸田選手が初めて4番を務め、果敢に打撃を狙う姿勢が印象的でした。特に3打席連続安打は、彼の成長を示す証拠です。投手陣のリードにも課題が残りましたが、次回の試合に期待がかかります。
キーワード解説

  • 猛打賞とは?猛打賞とは、1試合で3安打以上を打ち、その中に複数の打点が含まれる場合を指し、選手の優れた打撃能力を示す記録です。
  • 4番打者とは?4番打者はチーム内で最も打撃能力の高い選手に与えられるポジションで、得点圏にランナーがいる時に得点を挙げる役割を担います。

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