特に阪神の近本光司外野手(30)の選球眼が注目されている
近本はこの日、5打席に立ち2打数無安打で、自己ワーストとなる35打席連続無安打を更新した
しかし、選球眼を生かした3つの四球を取得し、試合中2度の得点に繋げるなど、重要な役割を果たした
試合は、初回に巨人の先発ピッチャー井上から先頭打者として四球を選択し、次の打者中野の犠打で進塁
その後、森下の二塁打で先制点を挙げ、続いて5回にはカウント3-2で再び四球を得て、最終的に熊谷の押し出し四球で決勝点に繋がった
また、6回にも四球を選び、7回の第5打席では甲子園の観客による期待が高まる中、外角のスライダーで中飛に終わった
それでも近本は、「得点が取れたので良かった」と前向きなコメントを残した
35打席連続で安打がないものの、その間に8つの四球を稼ぎ出した近本
阪神は後半戦で11カード連続の負け越しがなく、次戦では近本が打撃での復活を果たすことが期待される
【伊東大介】近本光司選手の試合でのパフォーマンスは注目の的です。無安打ながらも選球眼で勝利に貢献する姿から、選手としての柔軟性と試合への貢献意識を感じます。次回の打席では安打を期待したいところです。
キーワード解説
- 選球眼とは?選球眼は、選手がボールの種類や軌道を的確に判断し、打つべきか歩くべきかを決める能力のことです。
- 四球とは?四球は、ピッチャーの投球がストライクゾーンに入らず、四球を選択することで走者が一塁に進むことを指します。

