阪神、若手選手の成長への課題を指摘した藤川監督の考え

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(セ・リーグ、阪神3ー2巨人、23回戦、阪神16勝7敗、30日、甲子園) 阪神タイガースは、宿敵・読売ジャイアンツとの緊迫した試合を制し、1点差で逃げ切る勝利を収めた

しかし、藤川球児監督は勝ちに満足することなく、若手選手たちのパフォーマンスに疑問を呈した

藤川監督は、「たくさん1軍で野球を見て、戦ってきた選手は、こういった時期になると非常に強みが出る

反対に言うと、そうではない選手たちというのは、本当にいるのかなというレベル」とコメント

特に注目されたのは、6回無死一塁の場面でバントのプレーを試みた高寺望夢選手(高卒5年目)だった

彼はバントの初球を打ち上げてしまい、さらには一塁へ走らなかったことが問題視された

高寺選手は今季初めて開幕1軍をつかみ、これまで50試合に出場しているが、藤川監督は「最高の選手を送り込んだつもりで、その選手が自分のプレーに少しうまくいかないからと下がっているのではこのチームじゃ戦えない」と厳しい言葉を投げかけた

こういった指摘はチーム全体に向けられたもので、「高寺でこうなっているということは、他も同様だ」とし、全選手が改善すべきと強調した

藤川監督は「まだまだヒヨッコな選手たちがいる」としつつも、これからの成長に期待を寄せた

虎はまだ強くなる道のりを歩んでいる

今回の試合で藤川監督が若手選手たちの姿勢に対して厳しく指摘したことは、チーム全体の結束を高めるために重要なメッセージである。勝利したものの、その背後には改善すべき課題が存在していた。若虎たちが今後、成長していけるかどうかがますます注目されるだろう。
キーワード解説

  • バントとは?バントは、野球においてバットを使ってボールを軽く押さえ、飛ばさずに転がすようにするテクニックの一つで、主にランナーを進めるために使用されます。
  • 一塁とは?一塁は、野球のプレイエリア内で一番最初にランナーが触れるべき塁のことで、アウトを避けるために走る重要なポイントです。

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