しかし、その一方で、ドラフト下位で入団し、プロで存在感を発揮した選手も少なくない
今回は、各年のドラフト会議で最後の支配下指名で入団し、躍動している阪神タイガースの選手である岩崎優について紹介する
岩崎優選手のプロフィール
岩崎優選手は、左投左打の185cm、92kgという恵まれた体格を持つ投手で、1991年6月19日に生まれた彼は清水東高から国士舘大学を経て、2013年のドラフトで阪神タイガースから6位指名を受けてプロ入りを果たした
ドラフト評価は決して高くなかったものの、今季もクローザーとして抜群の活躍を見せている
デビューからの挫折と成長
入団当初は先発投手としてデビューしたが、シーズンを通してローテーションに定着できなかった岩崎選手しかし、2017年から中継ぎに転向し、一気にブレイクを果たすこととなる
その年は66試合に登板し、4勝1敗15ホールド、防御率2.39という好成績を残し、翌年以降もチームのブルペンを支える存在となった
守護神としての役割
岩崎選手は、2019年には48試合に登板し防御率1.01という安定感を披露し、2022年からは守護神としての役割を務めるようになった今年2023年は35セーブを上げており、最多セーブのタイトルも獲得
今季も安定した投球を続けており、チームの首位独走に大きく貢献している
今後の展望
現在、阪神タイガースは優勝マジックを減らしており、岩崎選手は優勝投手としてゲームを締めくくることができるか注目を集めているドラフト下位での指名から、いかにして彼がトップ選手に成長したのか、今後もその成長を楽しみにしたい
この記事では、阪神タイガースの岩崎優選手がドラフト6位指名からいかに成長し、現在はクローザーとしてチームに貢献しているのかが詳しく記載されています。挫折から這い上がり、自らの役割を見つけ出した選手の姿は、他の選手たちにも勇気を与えるでしょう。今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説
- ドラフトとは？：プロ野球やプロスポーツで選手を選び取るイベントのこと。各チームが選手を選び、契約する権利を獲得する。
- クローザーとは？：試合の終盤に登板し、ゲームを締めくくる選手のこと。主にセーブを狙う役割を持つ。
- 防御率とは？：投手が与えた得点を表す指標で、100イニングあたりに与えた自責点を計算したもの。低いほど優れた投手とされる。
