日本ハム・新庄監督がリクエスト成功、楽天の小森が痛恨のアウト

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 「日本ハム-楽天」(8月31日、エスコンフィールド)で行われた試合において、楽天の代走・小森が一塁けん制でタッチアウトとなる痛恨のプレーが発生した

試合は0-0の緊迫した状況の中、五回無死の場面でフランコが左前打で出塁し、ここで楽天・三木監督はすぐさま小森を代走として起用した

 次打者・宗山への初球が投じられる前、日本ハムの福島投手が一塁へけん制を試みた

この際、小森は二塁を狙ってスライディングしたが、際どい判定でセーフとされる

しかし、日本ハムの新庄監督はこのプレーに対してリクエストを要求

リクエスト審査が行われ、リプレー映像の確認の結果、清宮選手のミットが小森の足にわずかに早く触れていることが確認され、判定は覆ってアウトとなった

この瞬間、三塁ベンチに座っていた楽天・三木監督は渋い表情を浮かべていた

 この試合では新庄監督が初回にもリクエストを成功させており、楽天・中島選手の二盗がセーフと判定されたが、リプレー検証の結果、「アウト」に覆った

このように、新庄監督が審判の判定をリクエストし、成功したことで、試合は激しい展開を見せた

この試合では、新庄監督のリクエスト制度に対する理解と活用が際立った。特に、初回の成功が今回の重要な場面に繋がるなど、戦略的な采配が光ったと言える。リクエストは微妙な判定を覆すための重要なツールであり、監督の判断力が試される場面でもある。今後もリクエストの活用法に注目したい。
キーワード解説

  • リクエストとは?:審判の判定に対してチームが異議を申し立てる制度で、ビデオリプレイを使用して確認することができる。
  • アウトとは?:野球において、走者がルールに従って進塁できぬ場合を示す判定。タッチアウトの場合、守備側がボールを持って走者に触れることで成立する。

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