試合は3回表、ソフトバンクの先頭打者・山川が左翼線に鋭い打球を放ったが、二塁を狙ったところでタッチアウト
記録としては「左安打」となったものの、貴重なチャンスを逃す走塁死となった
続く今宮選手が安打を放っていただけに、山川の走塁ミスは際立つものとなった
さらに、守備にも不安が見えたソフトバンクは、1イニング内に捕逸（捕手が投球を捕えずボールをこぼすこと）を2度、暴投（投球がキャッチャーのミットを大きく外れること）を1度記録し、計2点を献上
このうち1点は捕逸による得点であり、勝ち越し点ともなった
4回には、ソフトバンクが1－3のビハインドを追いかける展開に
2死一、二塁の場面で3番の牧原大選手が打席に立つも、二塁走者の野村がけん制死になる厳しい展開
小久保監督はリプレー検証を要求したものの、判定は覆らず、得点のチャンスを逃す結果となった
今試合を通して明らかになったソフトバンクのミスの数々
その影響で、首位維持が危ぶまれる一戦となった
今回の試合は、ソフトバンクにとって重要な局面でのミスが続き、敗北につながる結果となりました。特に、走塁ミスや守備の乱れは試合の流れを大きく変える要因となります。洗練されたプレーが求められるプロの舞台では、こうしたミスが命取りとなることを再認識させられました。
キーワード解説
- 捕逸とは？捕手が投球を捕えきれず、ボールをこぼすことを指します。この場合、走者が進塁する機会が生まれます。
- 暴投とは？投手が投げたボールが捕手のミットを大きく外れてしまうことです。これも走者が進塁する原因となる重要なプレーです。
- けん制死とは？走者が二塁や三塁で次の塁を狙おうとした際に、投手にタッチされてアウトになることです。戦術的に重要なミスの一つです。
