阪神タイガース、新人選手が鳴尾浜で始動し合同自主トレへ向けて準備万端

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年1月7日、阪神タイガースに入団した新人選手9名が、鳴尾浜でのトレーニングを開始しました

全員が午前9時50分にグラウンドへ集合し、約1時間半にわたってアップやキャッチボールなどを行い、汗を流しました

この日のトレーニングには、ドラフト1位の伊原陵人投手(24歳、NTT西日本)とドラフト2位の今朝丸裕喜投手(18歳、報徳学園)が初めてキャッチボールを行いました

特別なボールでトレーニング

キャッチボールの際、伊原選手は特にこだわりのボールを使用しており、その理由について「そのボールを投げとけば、力を入れずに腕が走る」と話しました

このボールは、アメリカのトレーニング施設「ドライブラインベースボール」で使われている特殊なもので、通常の硬球の約2倍の重さを持つ300グラムのボールです

通常の硬球の重さは141.7〜148.8グラムであるため、伊原選手はこの重さを使って腕の動きの確認やリリースポイントの感覚を鍛えています

新人合同自主トレへ向けた準備

この日、二つの球が行き来していた理由は、伊原選手がより重たいボールを投げ、今朝丸選手が通常の硬球で練習していたためです

伊原選手は、今朝丸選手が投げた球を受けて「やっぱりすごい

社会人でも負けない」と称賛の言葉を送っています

将来に向けた心構え

8日から始まる新人合同自主トレに向けて、伊原選手はペースを維持しつつ計画的に準備を進める意向を示しています

「アピールは大事になると思うんですけど、飛ばしすぎてもいけない

春季キャンプに向けては、徐々に状態を上げていくつもりです」と話すとともに、社会人時代とプロでの違いを理解し、シーズンを完走する体作りの重要性を強調しました

体作りと進化の計画

伊原選手は、「継続する部分と新しく取り入れる部分を融合させていけばいい」と、これからのトレーニングに期待を寄せています

この日はポール間ダッシュや40メートルダッシュといった走り込みを行い、自信を持ったトレーニングができた様子です

今回の阪神タイガースの新人選手たちの動きは、今後のシーズンに向けた期待感を高めます。特に異なるボールを使ったトレーニングは、伊原選手の独自のアプローチとして注目に値します。彼らの成長が楽しみです。
キーワード解説

  • 新人自主トレとは?: プロ野球の新入団選手がチームに合流し、基礎的な技術や体力を向上させるための自主的なトレーニングを行うことを指します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。