オリックス・才木、満塁のピンチを切り抜け連続無失点を達成

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◇パ・リーグ オリックス4―1西武(2025年8月31日 ベルーナD) オリックス・才木選手が、8月31日の西武戦において、連続して満塁のピンチを乗り越えた

この試合で彼は、リードを保ちながら見事に抑え役を果たし、チームの勝利に貢献した

6回、2死満塁という緊迫した場面での登板で、打者の山村に対し、初球から2球続けてボールが大きく外れた

そんな中、若月選手がマウンドに駆けつけ「同じような場面はあまりないから、最後は気持ちで押し切れ」と激励する

本人も気持ちで投げ抜くことを意識し、3球目に154キロの直球で見逃しストライクを奪い、続く4球目には136キロのフォークで空振りを取った

最後は再度フォークを使って二ゴロに打ち取り、先発のエスピノーザ選手の勝利を守った

前日には、自らも無死満塁の窮地を背負ったが、ネビン選手、セデーニョ選手、渡部聖選手を三者連続で抑えピンチを脱出している

育成出身の3年目の右腕である才木選手は、これで9試合連続無失点という素晴らしい結果を残した

「(岩崎)翔さんや(九里)亜蓮さんから学んでいる分、結果で返さないと」とのコメントもあり、先輩投手たちからの助言が大きな支えになっているようだ

また、タフな登板が続くが、息抜きの方法も見つけており、チームメイトとの食事がリフレッシュに役立っているという

この日の試合を通じて、才木選手は精神力の強さを証明した。特に満塁のプレッシャーの中で冷静に対応し、結果を残す姿は多くのファンに感動を与えた。彼の成長がチームにとって大きな戦力となることは間違いない。
キーワード解説

  • 無失点とは?:試合中に自チームが相手に得点を許さないこと。
  • フォークボールとは?:縦に落ちるような変化球で、打者のミスを誘う球。

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