阪神が巨人に逆転勝利、小野寺が初先発で存在感を示す
【阪神－巨人】（31日・甲子園）阪神タイガースは、後半戦での勝負どころであるこの試合において、逆転勝利を収めた特に注目されたのは、今シーズン初めて先発出場を果たした小野寺暖選手だ
試合の中で、小野寺選手は7番・左翼としてスタメン出場し、チャンスを生かすプレーでチームに大きな貢献を果たした
7回裏、逆転のきっかけとなる安打を放ち、巨人の左腕・中川皓太選手との対決では、初球の変化球は見逃したものの、3球目の直球を中前へはじき返した
これにより、22日のヤクルト戦から続く29打数無安打の近本光司選手に好機をもたらし、4連打を生む引き金となった
試合後のインタビューで藤川球児監督は、小野寺選手について「ファーストの大山悠輔選手のバックアップとしての期待も大きい
左投手に対しても対応が良い」と述べ、今回は先発の左腕・横川凱選手に対抗するための起用であったことを強調した
守備面でも小野寺選手は安定したプレーを見せ、3回には左右に切れていく打球を好捕した
彼自身、「3年前に青柳晃洋選手から、『守備が上手いからレギュラーを取ってほしい』と言われた」と語り、ピッチャーに信頼される外野手になるために日々努力してきたことを窺わせた
現在、首位を独走する阪神は多くのポジションが固定されているが、特に遊撃と左翼は競争が激しい
小野寺選手は、この機会を利用して自らの存在感をアピールすることに成功したようだ
今回の阪神と巨人の対戦において、小野寺選手の活躍が際立ちました。初先発で逆転に貢献するという貴重な経験は、今後の彼の成長にとって大きな副産物となるでしょう。競争の激しい外野手として、持ち味を存分に発揮したことは、チームとしても非常に重要なポイントです。
キーワード解説
- ストライクゾーンとは？ バッターが打つことができる球の範囲で、ホームプレートの上空を基準に決まります。
- バックアップとは？ ある選手が怪我や不調の時に、代わりにその役割を果たす選手のことです。
- 左腕とは？ 左投げのピッチャーのことで、野球では一般に右バッターに対して有利な点があると言われています。
