ソフトバンク、最下位ロッテに痛恨の逆転負けを喫す – 小久保監督が選手に厳しい指摘

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◆ロッテ4―3ソフトバンク(31日、ZOZOマリン) 試合終了のホイッスルが鳴ると、スタジアムは大きな歓声に包まれた

ロッテファンの期待通り、ソフトバンクは毎回の14安打を記録しながらも、守備や走塁ミスを連発し、最下位ロッテに2試合連続の逆転負けを喫した

試合後、小久保監督は「正直、昨日も今日も勝ちゲームだった」と語り、試合展開に対する不満を表明した

この試合では、ソフトバンクが2回に先制点を奪うが、その後の無死満塁の好機を活かせず、流れを失う

先発ピッチャーの松本晴が3回に同点ソロ本塁打を打たれ、続く回である嶺井博希選手の捕逸(キャッチャーが守備時に捕球できずにボールを逸らすこと)などで勝ち越しを許す

さらに、4回には野村勇選手がけん制死を、8回には代走の川村友斗選手が走塁死を犯してしまい、攻撃の流れを断たれてしまう

試合後、監督は選手たちを集めて緊急ミーティングを行い、「野球は間があるスポーツ

間があるときに何を考えられるか

考えられないようじゃプロ野球選手じゃない

準備不足です」と厳格に指摘した

ミスが相次ぐ背景には、選手の準備不足があると糾弾した

北海道からの長期ロードにおいて、ソフトバンクの成績は2勝6敗と振るわなかった

小久保監督は「この時期にこんな野球をして恥ずかしい

すいません」と謝罪したが、2位である日本ハムも連敗しているため、ソフトバンクは依然として首位を守っている

監督は、「久しぶりに本拠地に戻り、これからの9月戦線を迎えたい」と語った

ソフトバンクが最下位のロッテに連続して逆転負けを喫したことは、チームの士気やプレーの質に悪影響を及ぼしうる重要な出来事です。監督が指摘したミスや準備不足は、選手たちにとって痛い教訓となります。これを糧に、今後の試合ではより良いパフォーマンスを見せることが期待されます。
キーワード解説

  • 捕逸とは?捕手(キャッチャー)が投手の投球を取り損ねてボールを逸らしてしまうミスのことを指します。
  • けん制死とは?走者が投手のけん制(走者を牽制すること)に引っかかり、アウトになることを指します。
  • 無死満塁とは?攻撃側にアウトが1つもない状態で、塁上に走者が全ている状態のことを言います。

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