藤原選手は力強いフォームでストレートや変化球を交えて合計50球を投げる中、「変化球の高さについてはあまり良くなかったが、全体的には調子が少し上向いてきた」とコメントを残した
プロ入りからの成長過程
藤原投手は福岡・飯塚高校から育成ドラフト6位で入団し、7月11日のウエスタン・リーグ、広島戦にて2軍での初登板を果たし、1回1失点、さらに自己最速を1キロ更新する155キロを記録したこの結果に対しては「2軍ではまったく通用しない」と冷静に自己分析し、進化を求める姿勢を見せた
苦難の2カ月
しかし、7月から2カ月間は自分の理想通りの投球ができず、3軍戦ではあまり三振を取ることができなかった「僕のストレートが空振りを取れなくて悔しかった」と藤原選手は語る
そこで、斉藤和巳3軍監督から身体の使い方やトレーニングの意義について教えを受け、「練習の意図を深く考えるようになった」と明かした
投球数の増加と体力強化
また、藤原選手は試合やブルペンでの投球数が50を超えるとバテていたが、最近は球数を増やし、最低でも50球以上、最近では70~80球を投げるようになり、体力も向上している8月22日の練習試合では70球投げた後に再度155キロを計測した
「平均球速も150から151キロを安定して出せるようになり、怪我をせずに取り組み続けられている」と4軍投手コーチのフェリペ・ナテルも高く評価する
ライバルの存在が刺激に
育成同期の中澤恒貴(20歳)はウエスタン・リーグで12試合に出場し、打率が4割4分という素晴らしい成績を残している藤原選手は「中澤が2軍で活躍しているのに、自分は3軍で思うような結果が出なかった」と悔しさを感じている
彼はその悔しさをバネに、「自分も1試合でも多く2軍で投げたい」と強調した
藤原大翔選手がブルペンでの投球練習を再開し、調子が上向いているとのことは選手にとって大きなプラスです。特に、力強いストレートを武器にし、他の選手の活躍にも触発され前向きに取り組む姿勢が見えます。今後の成長が楽しみです。
キーワード解説
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