広島、DeNAとの初戦で大敗 床田は2回7失点の乱調

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2025年9月2日、広島はJERAセ・リーグの対DeNAとの初戦に臨んだが、結果は5対8と大敗を喫し、リーグ順位に影響を及ぼす結果となった

これで広島は3連敗を喫し、3位との差が2ゲームに広がり、プレーオフ進出への影響も懸念されている

床田寛樹の苦しい投球

広島の先発投手である床田寛樹は、2回持たずに7失点を喫し、無念の降板となった

昨シーズンの9月以降には勝利を挙げられず、5戦で4敗という苦渋の思いを抱えている左腕だ

特に、2021年10月のDeNA戦以来、4年ぶりに自責点が7に達するという非常に厳しい内容で、自身の力を示すことができなかった

試合の流れ

試合の序盤、広島の打線は0対7という大量ビハインドの状況に苦しむ中、2回に少し光明を見いだした

1死一、三塁の場面で佐々木の投ゴロの間に1点を返し、続いて床田の代打として出た前川の適時打で更に1点を追加した

しかし、その後は打線の継続的な得点がなく、追い上げの機運を引き寄せることができなかった

走塁ミスが響く

広島の攻撃には、走塁ミスも影響を及ぼした

4回には、一走の坂倉が代打の二俣から放たれた右中間の飛球を見誤り、二塁を踏み直さずに一塁に戻るという失敗を犯す

相手のアピールプレーによりアウトとなり、追撃モードに水を差す痛恨のミスとなった

最終的な結果
8回の末包の適時二塁打、そして佐々木泰による2点二塁打で3点を返すものの、その差を縮めるには至らなかった

結局、5対8というスコアで試合を終えた広島は、次回に向けての再起を期待される

今回の試合では、広島が投手の不調と走塁ミスに苦しんだことが目立った。特に床田の乱調は痛手で、チーム全体の士気にも影響を与えかねない。次回の試合では、こうした課題を克服して再び勝利を収めてもらいたい。
キーワード解説

  • 自責点とは?:自責点は、投手が自分の投球によって失った点数のことを指し、投手の成績や能力を測る重要な指標の一つです。
  • アピールプレーとは?:アピールプレーは、守備側が相手のルール違反を審判に訴えるために行うプレーです。このプレーが成功すると、相手をアウトにすることができます。

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