中でも、注目を集めたのはドラフト1位の柴田獅子選手（18歳、福岡大大濠高出身）だ
彼は「トレーニング内容や一つ一つの動作が高校野球とは違う
キャンプに向け、地道な体幹トレーニングを重点的にやっていきたい」と述べ、自身の成長に向けた意気込みを語った
見た目で際立つ柴田選手のスタイル
この日、柴田選手は新人8人の中で唯一の半袖スタイルでトレーニングに挑んだ彼は「暑がりなので、アップするとすぐに汗をかいてしまう」と笑いながら、その理由を語った
トレーニング中、ドラフト2位の藤田琉生投手（18歳、神奈川・東海大相模高出身）とのダッシュ対決では、「短いダッシュかもしれないが、やはり競争が重要です
負けたくない気持ちがあります」と闘志を見せた
ハプニングを乗り越えて
この日は、午前中にバットが届かず、予定していた打撃練習ができないハプニングも発生したが、柴田選手は前向きに「もう届いたので、ここからは本気でやります」と宣言その上で、投手だけでなく内野手や外野手としてもプレーできるように努力し、野球を「楽しみたい」と語った
今後の期待
柴田選手は、近い将来にグラウンドで投げて打つ姿を見せることを目指し、プロとしての土台作りに励んでいる彼のトレーニングに対する真摯な姿勢は、他の新人選手たちにも良い刺激を与えることだろう
柴田選手の意気込みとトレーニングスタイルは、今後のプロ生活における良い方向性を示している。半袖姿でのトレーニングは彼の個性を強く表現し、他の新人たちとの競争心も見せている。今後の成長が非常に楽しみである。
キーワード解説
- ドラフト1位とは？プロ野球において、各球団が選手を獲得するために行うドラフトで初めて指名された選手のことで、特に期待される選手に与えられる称号です。
- 体幹トレーニングとは？身体の中心部である体幹を鍛えることで、安定性やバランスを向上させる運動です。ケガの予防やパフォーマンスの向上に効果があります。
- ダッシュとは？短い距離を全力で走ることを指し、スポーツにおけるスピードや瞬発力を高めるためのトレーニング方法の一つです。
