この試合では、中日の先発投手カイル・マラー(27)が3回に阪神の4番打者佐藤と熊谷に対してそれぞれ2ランホームランを打たれ、このイニングだけで4失点を許した
その後は立ち直ったものの、結果的に6回を投げて6安打7三振4失点で降板し、今季8敗目を喫した
中日は7回、3連打で1点を返した後、2死二、三塁の場面で大島洋平外野手(39)が中前に2点適時打を放ち、さらに点差を詰めることに成功した
しかし、反撃はそこまでで、阪神戦の対戦成績は9勝9敗となった
井上監督の試合後コメント
試合後、井上一樹監督(54)は、「追い上げたとはいえ、前半は全く良いところがなかった」と試合内容を分析した特に、「最近は後半にも点を取れる状況が見られるが、もう一度皆でアクセルを踏もうという意識が必要だった」と述べ、プレーヤーに対する期待を示した
また、大島選手のタイムリーについては、「誰が調子が良いか、フィーリングで判断した」と語り、感覚的な選手起用の重要性を強調した
特に大島選手に対しては、「あの一打は非常に大きかったと思う」と評価した
マラー投手の立ち直りについては、「毎回同じようなことを繰り返すのが問題」と指摘し、「初回の立ち上がりが良かっただけに、その後の失点がもったいなかった」と苦言を呈した
最後に、井上監督は「今後も一戦必勝で、選手たちにはテンションを上げて頑張ってほしい」と期待を込めて述べた
中日は今季の試合で勝利を重ねられず、連敗が続く中での試合となりました。井上監督の分析によると、選手たちの意識や戦術が重要であり、特に大島選手の一打が勝利へとつながる鍵になることが期待されています。しかし、投手の立ち上がりや連敗を断ち切る方法が課題となっています。
キーワード解説
- 連敗とは?:連敗とは、チームが連続して試合に負けることを指します。プロ野球では、一度負けることで選手の士気やチーム全体の波乱が影響を受けることがあります。
- 先発投手とは?:先発投手は、試合の最初からマウンドに立つ投手のことで、試合の流れを作る重要な役割を担います。先発投手が好投するとチームも勝つ可能性が高まります。
- 適時打とは?:適時打は、特に得点が必要な時に打たれる安打を指します。試合の勝敗を左右することも多く、選手にとっては重要な打撃です。

