このトレーニングには、昨年のシーズン中に怪我を負った村上宗隆選手と塩見泰隆選手も参加しています
村上選手は、昨年10月の試合中に自打球で右足の親指を骨折してしまい、また塩見選手は、昨年5月に左膝の前十字靭帯を損傷し長期のリハビリを強いられていました
2人はこの日、笑顔でトレーニングに臨みました
トレーニングは、高津臣吾監督から新人選手を含む計9人に向けての訓示から始まりました
高津監督は、村上選手と塩見選手の状態について「非常にいい状態でここまで進んでいる」とコメントし、リハビリの成果を称えました
さらに、ドラフト1位で入団した中村優斗投手(愛知工業大学)も参加
彼は、ロッカールームで村上選手と少し話をし、「これから頑張ろうと声をかけていただいて自分自身もうれしかったです」と、新人同士の交流の様子を語りました
今回の新人合同自主トレには、怪我から復帰した村上選手と塩見選手が参加し、ファンにとって喜ばしい現場となりました。選手同士の交流が進むことで、今季のチームの結束力が一層高まることでしょう。
キーワード解説
- 新人合同自主トレとは? 新人選手がチームに合流し、合同で行うトレーニングのことを指します。チームメイトたちと絆を深める良い機会となります。
- 高津臣吾監督とは? 2020年からヤクルトの監督を務めている元プロ野球選手で、選手育成に特に力を入れています。
- 前十字靭帯損傷とは? 膝の安定性を保っている靭帯の一つで、損傷すると膝に大きな影響が出ます。