チームは、8日のロッテ戦(ZOZOマリン)で8―6と逃げ切り勝ちし、連敗を2でストップした
特に、先発したエースの伊藤大海投手(28)は、7回を投げて2失点と好投し、両リーグ単独トップの13勝目を手にした
試合後、新庄剛志監督(53)は救援陣が終盤に4失点を喫したものの、苦笑いしつつ「2対0でいいゲームでしたね、って思えば楽ですよね」とコメントし、勝利を喜んだ
現在、日本ハムは首位のソフトバンクと1ゲーム差の位置にあり、残り23試合で首位奪還を狙っている
ロッテの動きと日本ハムの警戒
ロッテはリーグ優勝の可能性が消滅しており、クライマックスシリーズ(CS)進出も厳しい状況だこれを受け、ロッテは若手選手の積極起用など、将来を見据えた戦略を考える可能性があるが、現時点でその気配はあまり感じられない
日本ハムとしては、ロッテが今後どのようなメンバーで臨むのかを警戒している
球団関係者の声
球団関係者の話によると、ロッテがCS進出の可能性を残していればフルメンバーで臨む可能性が高いが、絶望的な状況であれば若手主体となり戦力が低下するだろうとも語ったまた、若手選手が来季に向けてアピールするケースもあるため、この点も注意が必要だ
ロッテの吉井監督の方針
ロッテの吉井監督は、先月29日のソフトバンク戦後に「無責任な試合をしていたらパ・リーグの火が消えてしまう」と発言し、全力で勝ちに行く姿勢を示しているこのため、日本ハムも油断できない状況が続いている
日本ハムは、どんなメンバーで臨んでくるかにかかわらず、取りこぼしを避ける必要がある
残り試合数が多いため、早めにロッテが起用する選手を明らかにしてくれることを望む球団関係者もいる
日本ハムの現在の状況は、非常に緊張感のあるものです。ロッテのCL出場が厳しい中でも、どのような選手起用をするのか日本ハムにとっては見逃せないポイントです。油断できない状況下で、今後の試合にどう挑むかがリーグ優勝に大きく影響します。
キーワード解説
- リーグ優勝とは? プロ野球のそれぞれのリーグで最も成績が良いチームが獲得するタイトルのこと。
- エースとは? チームの中で最も優れた投手のことを指し、先発投手として重要な役割を担います。
- 救援陣とは? 試合中に先発投手を交代して登板し、試合を締めるための投手のグループ。
- クライマックスシリーズ(CS)とは? プロ野球において、リーグのプレーオフとして行われる特別な試合のこと。

