この試合では中日松山晋也投手(25)が、26イニング連続で奪三振を記録し、日本人投手としての新記録を樹立した
松山の記録達成の背景
松山は9回表に4番手として登板し、先頭打者の坂本選手を空振り三振で斬ることで、新たな記録を達成したこの26イニング連続奪三振は、5月21日の横浜DeNAベイスターズ戦から始まり、すでに8月29日には、20年に中日のR・マルティネスが記録した24イニングを超えて、セ・リーグの新記録を打ち立てていた
日本人投手記録の意義
松山の記録は、パ・リーグも含めると、2020年にオリックスの山本投手、2022年にロッテの佐々木朗希投手、2025年に西武の今井投手と並ぶ25イニングに到達したため、日本人投手の最長記録となったこの記録は、2015年にソフトバンクのサファテが記録した43イニングという最長記録には及ばないが、日本人投手としての偉業であることに間違いない
勝利を締めくくる
松山投手はこの日の記録達成だけでなく、今季38セーブを挙げており、チームのクローザーとしても重要な役割を果たしている育成出身の選手が、チームをCS進出へと導く力強い存在感を見せている
松山晋也投手の26イニング連続奪三振という記録は、個人の努力と成長を証明するものです。育成出身という背景を持つ彼の活躍は、他の選手にも希望を与えるものとなっています。今後も彼のさらなる成長に期待が高まります。
キーワード解説
- 奪三振とは?:打者が球を振らずに三振すること。投手にとっては、得意な球種で相手を打ち取る証となる。
- セーブとは?:試合終了時に、勝利投手が投げた際に、その試合の結果を守った投手に与えられる記録。特定の条件を満たすことでセーブが認定される。
- クローザーとは?:試合の最終回を任される投手のこと。セーブのチャンスがある場面でマウンドに上がり、試合を締めくくる役割を持つ。

