試合は、0-1で迎えた5回にチャンスが到来した
まずは1死二、三塁の場面で、代打の前川選手が打席に立った
彼の打球は、ＤｅＮＡの遊撃手・京田選手が後逸し、これにより2者が生還、広島が逆転に成功した
この際、前川選手の打撃が注目されたが、守備も結果を分ける要因となった
さらに、5回の初めには先頭打者の菊池選手も京田選手の失策によって出塁していた
直後の6回には2死一、二塁の場面で、右翼手・末包選手がフェンス際の飛球を好捕し、守備の力が際立った
これによって、広島は競争相手である3位・ＤｅＮＡとのゲーム差を再び1に縮めることに成功した
先発の大瀬良選手は、自己ワーストとなる7四球を記録しながらも、5回を2安打1失点という成績で勝利を収めた
6回以降はリリーフ陣が無失点で抑えてゲームを締めた
新井監督、試合後のコメント
試合後、新井貴浩監督は以下のように述べた接戦を制した
「（大瀬良）大地もあまり調子が良くなかったんですが、粘り強く最少失点で抑えてくれました」
交流のチャンスを大事に
「5回は若い前川選手を代打に起用しました敵失での逆転ができましたが、確かな冷静さを持ちながらスイングしてくれたことを評価したいと思います
」
守備力の向上
「末包選手のナイスプレーに加え、他の選手も球際を攻めてくれました守備も打撃と同様に重要です
」
走塁ミスの反省
「今回の試合は運による勝利でしたが、ここで得た勝ち点を無駄にしないように、次回からはプレイの質を上げていかないといけません」広島カープがＤｅＮＡとの接戦を制し、連敗を止めたことで、今後の展開に期待が持たれる。新井監督の分析と選手たちの努力が結実した試合となったが、今後は走塁ミスの改善が求められるだろう。
キーワード解説
- 代打とは？：試合中にスタメン選手から交代して新たに打席に立つ選手のことを指し、特に得点のチャンスが重要な場面で起用されます。
- 守備とは？：野球においては、相手チームの打球を処理し、自チームに得点を許さないための行動全般を指します。
- 四球とは？：投手が投げたボールがストライクゾーンを外れ、バッターが無条件で一塁に進めることを意味します。
