巨人・石塚裕惺がプロ初の先頭打者本塁打を記録

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◆イースタンリーグ 巨人6−1ヤクルト(3日・Gタウン) 土曜日に行われたイースタン・リーグの試合において、読売ジャイアンツのドラフト1位ルーキー、石塚裕惺内野手がプロ初の先頭打者本塁打を打ち上げた

石塚は「1番・遊撃」として先発出場し、初回にヤクルトの先発投手・小沢から124キロの変化球を捉え、左翼スタンドに運んだ

これは、彼にとって今季のイースタン・リーグでの公式戦二号本塁打であり、Gタウンでの初ホームランでもあった

石塚は、「浮いたフォークにうまく反応して芯で捉えることができたので良かった」と振り返り、「毎回できるわけじゃないと思いますが、たまたま今回はできたかな」とコメント

このシーズン、彼は3月の開幕直前に左手有鉤骨を骨折し、その後、7月には左三角線維軟骨複合体(TFCC)の損傷も経験した

これにより、前半戦は苦しい時間を過ごしたが、リハビリ期間中に振り返った結果、自分の打撃を見直すことができた

彼は「待っていない変化球を全部見逃して追い込まれることが多かった」という反省から、もっと積極的に振ることを決意し、毎日ピッチャーの映像を見てアプローチを考えるようにした

また、練習では試合を意識した打撃を心がけている

この試合では、同期の浦田が適時打を放ち、荒巻も本塁打を記録する活躍を見せた

石塚は「私は高卒で、彼らは大卒ですが、関係なく切磋琢磨していきたい」と先輩たちへの意識を語った

現在、石塚は2軍戦で主に1番打者として活躍しており、イースタン・リーグの首位チームをけん引する存在に

彼はこれまでに48試合に出場し、打率3割0分9厘、2本塁打、19打点を記録している

石塚選手の活躍は素晴らしいものであり、プロ入りして初めての本塁打を先頭打者として打つことで、彼自身の成長を示すものです。怪我からの復帰を経て、自らの打撃を見直す姿勢が成績にも反映されています。また、同期選手との切磋琢磨を意識することで、チーム全体の士気も高まるでしょう。今後の彼の活躍が非常に楽しみです。
キーワード解説

  • 先頭打者とは?試合の最初に打席に入る選手のことで、その打席での最初の打球を打つことを意味します。
  • 変化球とは?球の進行方向やスピードを変化させることで、打者を困惑させる投球法です。
  • ヒットとは?打者が打ったボールが内野外野を越えて、塁に進むことを指す言葉です。
  • リハビリとは?怪我や病気から回復するための訓練や療法のことを意味します。
  • 切磋琢磨とは?お互いに良い影響を与え合いながら成長することを指します。

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