巨人の田中将、2軍戦で復活の兆しを見せる好投

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「イースタンリーグ、巨人6-1ヤクルト」(3日、ジャイアンツタウンスタジアム)において、巨人の田中将が2軍降格後、初の先発登板を果たした

田中は5回を投げ、2安打無失点、4奪三振という素晴らしい成績を残し、復活への期待を持たせる内容となった

試合後、桑田2軍監督は、田中に与えた2つの課題を明かした

一つは、右バッターのインサイドに対する投球で、1軍で見られた甘い球を修正すること

もう一つは、テンポ良く投げることだった

桑田監督は、田中が3回、先頭の山田に対して内角の直球を投げ、その後外角のスライダーで三ゴロに打ち取った場面を引き合いに出し、「今日のテーマはしっかりとできたと思う」と評価した

田中自身は、1、2軍同様に内野の失策が試合中に見られたことについて、「偶然だと思いながらも、野手の守るリズムやテンポをピッチャーが改善できる部分がある」と述べ、ランナーがいない時はよりテンポ良く投げることを心掛ける意向を示した

また、スプリットが2軍時代よりも改善し、「気迫もあって、今日の結果には自信を持てた」と感じている様子を見せた

日米通算200勝に王手をかけている田中は、今後の試合での勝利を期待し、チャンスをしっかりとつかんでほしいと話した

今回の田中将の好投は復活への大きなステップといえます。特に、桑田監督からの評価が高く、今後の1軍での活躍が期待されます。彼自身が語る投球のリズムやテンポの重要性が、今後どれほど彼のパフォーマンスに影響を与えるのか注目です。
キーワード解説

  • イースタンリーグとは? プロ野球の2軍戦を指し、若手選手の育成や復調を目指すリーグです。
  • 奪三振とは? ピッチャーが投げたボールによって打者が三振に終わることを指します。
  • テンポとは? ピッチャーが投球を行う際のリズムや速さのことです。

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