巨人の荒巻悠、イースタン・リーグで初本塁打を記録

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◆イースタン・リーグ 巨人6―1ヤクルト(3日・Gタウン) プロ野球・巨人のドラフト3位ルーキー、荒巻悠内野手が、イースタン・リーグの試合において待望の2軍戦初本塁打を放った

彼は「6番・三塁」で先発出場し、試合は巨人が勝利を収めた

試合は3回、無死二塁の場面で、ヤクルトの二番手ピッチャー・竹山が投げた初球の143キロの直球を振り抜き、右翼スタンドに豪快なホームランを叩き込んだ

荒巻は試合後のインタビューで、「最近、なかなか打てなかったので、自分の打席の動画を見返して、タイミングの取り方や立ち位置を見直した

何か変えなければと思い、打席の位置を少し下げて、ボールにもっと入り込むことを意識して練習した

その成果が出たのだと思います」と語り、打席での工夫と取り組みを振り返った

シーズン初の本塁打は、7月9日の中日戦(福島)に続くものであり、荒巻は今季、1軍で31試合に出場し、打率2割9分6厘、1本塁打、1打点を記録している

左打ちの代打としてもチームに貢献しており、荒巻は「最初の1軍昇格は直球に対応できずに降格してしまったが、その後の再昇格では直球への対応や選球眼に自信が持てるようになった

コンタクト率も向上している実感があり、代打で結果を出せたことが自信につながっています」とコメントした

残りのシーズン中にもう一度1軍の舞台に戻りたいと希望を持つ荒巻

期待される大砲候補として、今後の戦いに向けてさらなる鍛錬を続ける姿勢を見せている

荒巻悠選手の成長過程が見える試合内容でした。彼が自らの弱点を分析し、改善策を講じた結果が、初本塁打という形で表れたことは、彼の今後の活躍が期待される証拠です。1軍での経験を経てさらに成長し、チームに貢献できるようになるのか注目ですね。
キーワード解説

  • 打率とは? 選手が打席に立ってヒットを打つ確率のことで、数字で表されます。
  • 直球とは? ピッチャーが投げる最も基本的な球種で、速く真っ直ぐ直進するボールを指します。通常、速球とも呼ばれます。
  • コンタクト率とは? 打席に立った選手がボールにバットをあてる割合のことを示します。高いほど良い打撃とされます。

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