阪神・佐藤輝が75年ぶりの変則的30-30達成、史上2人目の偉業にファン歓喜

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◇セ・リーグ 阪神2―5中日(2025年9月3日 バンテリンD) 阪神タイガースの打撃の要、佐藤輝明選手が9月3日の中日戦において、生え抜き選手としては75年ぶりとなる変則的“30―30”を達成しました

この“30―30”とは、シーズン中に30本の本塁打と30本の二塁打を達成する偉業を指します

試合の中で彼は、4回に中越えの二塁打を放つと、6回には右中間への二塁打を打ち、今季30二塁打に到達しました

すでに達成済みの30本塁打と合わせることで、歴代バッターとしては2005年の金本知憲選手以来、球団内では5人目、そして生え抜き選手としては1950年の藤村富美男選手以来、2人目となる輝かしい記録を作ったのです

佐藤選手は試合後、「いいスイングができたので、きょうは良かった

また明日、頑張ります」と冷静さを保ちながら意気込みを語りました

彼の活躍はそれだけにとどまらず、8回にも無死一塁の場面で痛烈な中前打を放ち、逆転への希望をファンに抱かせる快音を響かせました

過去にも4安打を記録した8月10日のヤクルト戦以来、今季5度目となる猛打賞を達成し、彼の活躍は今後も期待されています

さらに、前日には右翼席中段へ35号本塁打を放つなど、40本塁打への挑戦も続けています

佐藤選手は「そんなことをしたら打撃が崩れてしまう」と語り、チームのために冷静さを維持しています

特に、相手投手が投げた球の下半分を的確に捉え、低弾道の強烈な打球を追求する姿勢には、多くのファンから称賛が集まります

今季、バンテリンドームでは2005年の金本選手に並ぶ球団最多の6本塁打を記録しており、次回のシーズン最終戦での記録更新が期待されます

佐藤選手は、奪冠へ向けた再出発とともに、自らの記録更新を目指して高らかにバットを振り続けることでしょう

佐藤輝選手の変則的30-30達成は、阪神タイガースにとって記念すべき瞬間です。過去の名選手たちと並ぶ偉業を成し遂げた彼の姿勢や冷静さは、今後の阪神にとって大きな力となるでしょう。
キーワード解説

  • 変則的30-30とは?: シーズン中に30本の本塁打と30本の二塁打を達成する偉業を指します。
  • 本塁打とは?: 野球のルールにおいて、打者がボールを打ち、フィールド外のフェンスを越えることで、得点を得ることを言います。
  • 二塁打とは?: 打者がボールを打った後に、一塁を経て二塁まで到達することを指す野球用語です。

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