イースタン・ヤクルト戦(Gタウン)に「1番・遊撃」で先発出場
初回の先頭打席で、ヤクルトの先発・小沢選手が投じた124キロの変化球を見事に捉え、左翼スタンドへ突き刺した
この本塁打は、今季の7月12日の日本ハム戦でのプロ1号に続くものであり、Gタウンでは初めての本塁打となる
石塚選手は試合後、「打ったのは抜けたフォークボールでした
前半戦は変化球を見逃すことが多かったですが、後半戦では積極的に打ちにいこうと思っていました」と振り返った
プロ入り1年目の今季は、3月の開幕直前に左手有鉤骨(ゆうこうこつ)を骨折し、7月には左三角線維軟骨複合体(TFCC)損傷で離脱を経験しているが、現在は2軍で主に1番打者を担い、ドライチの期待に応えている
シーズン中、「チームを勢いづけるバッティングと高い確率で出塁することが1番バッターの仕事」との意気込みを持ち、試合前時点で47試合に出場、打率3割1分1厘、18打点、出塁率は4割を超えている
背番号23の石塚選手は、イースタン首位を走るチームの主力として、その大器の片りんを見せている
石塚選手のプロ初本塁打は、彼の復活を感じさせるものであり、今後の成長に期待が寄せられる。特にケガからの回復後に見せた積極的な打撃姿勢は、若い選手にとって模範的な例となるだろう。チームの勢いを引き戻すためにも、このようなプレーが続けられることは重要である。
キーワード解説
- 変化球とは?: 投手が球の速さや方向だけでなく、曲がり方を変化させることによって打者を欺くための投球手段の一つです。
- フォークボールとは?: ボールが落ちるような軌道で投げられ、打者が打つのを難しくするための変化球です。
- 有鉤骨とは?: 手のひらの中心にある小さな骨で、主に手首や指の動きに重要な役割を果たします。
- TFFCとは?: 左三角線維軟骨複合体の略で、手首にある軟骨で、関節のクッションとして機能しています。

