試合はロッテに対して行われ、柴田は3回を51球で投球し、5安打1失点の成績を残した
初回から苦しむ柴田
柴田は初回、143キロの初球ストレートを高部選手に捉えられ、無死で二塁に走者を置く事態となった続く西川選手には、カウント3-1から146キロの真ん中付近のストレートを打たれて先制点を献上してしまった
以降の投球を立て直す
だが、その後の2回、3回はそれぞれ1安打を許しながらも追加失点を防ぐ冷静さを見せた柴田のこれまでの成績では、デビュー戦の7月26日にはロッテ戦で3回無安打の完全投球を記録し、8月23日ソフトバンク戦ではリリーフ登板にて2回2/3を投げて4安打1失点で初ホールドを挙げた
新庄監督の評価
今回の試合にあたっては、新庄監督が「球数制限を40~50球」と設定しており、柴田は自己最多の51球を投げ切ることに成功した風の強いZOZOマリンでの試合だったが、初めてのビジター登板としてはコンディションも良く、今後の成長が期待される内容であった
今回の柴田選手のビジター登板は、彼にとって意義深い経験となりました。初めての条件下で投げることに対して、多くの選手が不安を感じる中、柴田選手は自身の制球力を生かし冷静に試合を運びました。今後の成長を期待したいところです。
キーワード解説
- ビジター登板とは?:ビジター登板は、ホームチームの本拠地で行われる試合において、客チームの選手が投げることを指します。選手にとっては普段とは異なる環境でのプレーとなり、特に心理的なプレッシャーがかかることが多いです。
- 初ホールドとは?:ホールドは、試合に登板した投手が仕事を果たし、味方が勝利した場合に付与される記録です。この場合は、投手が得点を許さずに試合を守った結果が評価されます。
- 制球とは?:制球は、投手がボールを投げる際に、投球のコントロールが良く、意図した場所に正確にボールを投げる能力を指します。これが良ければ打たれにくくなります。

