結果は4回途中で7安打を浴び、5失点(自責点は4)という内容で、待望のプロ初勝利には手が届きませんでした
又木選手は今季初先発となった8月9日のDeNA戦でも4回5安打2失点で降板したことがあり、今後の成長への期待がかかる中での登板となりました
この日の試合でも彼は、初回からいきなり打たれるという苦しい展開が続きました
試合が始まると、先頭バッターの浜田選手に右翼線への二塁打を許し、続けて4番の村上選手に143キロの直球を左中間スタンドに叩き込まれ、先制の16号2ランを浴びる形となりました
この大打撃を受けた後、巨人の打線は反撃を試みましたが、又木選手自身が2回の打席で送りバントに失敗するなど、なかなか流れをつかむことができませんでした
3回以降も厳しい投球が続き、4回には無死満塁となった直後、監督の阿部慎之助がマウンドへ向かい、降板が決定
代わった泉投手も苦しい立ち上がりで、最初のバッターを三ゴロに打ち取るも、相手のエラーや二塁打が続き、又木選手の負けが確定する形となりました
総じて、又木選手は3回1/3で69球を投げ、7安打5失点の成績でした
球速は最高143キロを記録するも、今後の課題が残る内容であったと言えます
今回の試合は、又木選手にとって再び難しい経験となりました。昨年の成績から踏み出す期待が持たれていただけに、厳しい結果が残念でなりません。今後、彼がどう成長し、再挑戦するかに注目したいです。
キーワード解説
- 先発登板とは?:先発登板は、試合当初からマウンドで投球を開始する投手のことを指します。試合の流れを左右するため、特に重要な役割があります。
- 自責点とは?:自責点は、投手が直接の原因で失点となった点数のことです。失点の中から、投手に責任があるとされる得点を指します。
- 無死満塁とは?:無死満塁は、一度もアウトが取れていない状態で、塁に走者が三人いる状況です。この状態は得点のチャンスが非常に高くなります。

