この結果、クライマックスシリーズ（CS）争いをしているライバルとはカード負け越しとなり、順位争いはさらに厳しくなりました
台風１５号の影響で、試合開始前から雨が降っていましたが、午後６時01分にプレイボールが宣言されました
両チームは初回から互いに無安打が続く中、試合は静かに進行していました
しかし、３回に広島の先発ピッチャー・高が制球に苦しみ、２四球を与えてしまうと、２死一、二塁のピンチに陥ります
午後６時41分に試合は一時中断し、合計で52分間の遅れが生じました
中断が解除された直後、Denaの桑原選手が先制の1点を挙げ、広島はその後も苦しい展開が続きました
高は６回途中まで投げ、1失点に抑える奮闘を見せましたが、６回には1安打と1四球で再びピンチに
最後の打者・佐野を迎えたところで、ハーンにマウンドを譲りました
しかし、再び雨が強まり、午後８時47分から試合は再中断
結局、34分間の中断を経てコールドゲームが宣告されました
全体の中断時間は1時間26分、試合の進行は1時間54分と、異常な展開で試合は幕を閉じました
過去には、同カードで資格長い降雨中断があったこともあります
7月17日には、合計で2時間21分の中断があり、その中で引き分けに終わるという、降雨による２リーグ制後では最も長い試合となりました
今回の試合は、雨による中断が結果に大きな影響を与えました。選手たちの健闘も良いところで、勝利につなげられなかったことが残念です。特に、クライマックスシリーズ進出を目指す広島にとって、この敗戦は痛手となったでしょう。今後、どのように挽回するのかが注目です。
キーワード解説
- 降雨コールドとは？試合が雨のために中止となる場合、一定の条件のもとでその日の成績をもとに勝敗を決定すること。
- クライマックスシリーズ（CS）とは？プロ野球におけるプレーオフのこと。リーグの上位チームが出場し、優勝を目指すトーナメント形式で行われる。
- マウンドとは？野球のピッチャーが投球を行う場所のこと。そこからボールを投げ、相手に打たせることが基本の役割。
