この日、特に目を引いたのは村上宗隆内野手(25)の卓越したバッティングで、彼は先制の16号2ランと17号グランドスラムを含む3安打を記録し、6打点を稼いだ
これにより、村上は直近6試合で7本の本塁打を記録する驚異のペースであり、復帰後の33試合で17本の本塁打を放ち、現在リーグ単独3位に浮上した
試合は初回、村上が巨人の先発左腕・又木から2試合連続で先制の16号2ランを放ち、振り出しを有利にした
2-1の状況で迎えた4回、ヤクルトは長岡の適時二塁打などで3点を奪った後、1死満塁の場面で再び打席に立った村上が、相手投手・泉の2球目に高めのカーブを捉え、右翼スタンドへ運ぶ17号満塁弾を放った
これが自身の球場通算100号のメモリアルアーチとなった
この回、ヤクルトは一挙に7点を奪い、巨人を突き放す
投手陣は吉村が今季19度目の先発マウンドに上がり、雨による中断を挟みながらも7回106球、7安打1失点(自責0)という好投を見せ、今季5勝目を挙げた
6月21日のオリックス戦以来、75日ぶりの勝利である
また、ヤクルトの打線は先発全員が安打を記録するなど、チーム全体で今季最多タイの17安打となり、今季初の2桁得点である12得点をマークし、9月3試合目にしてようやく勝利を手にした
これにより、今シーズンの2桁得点がないチームは中日だけとなった
試合は4回と8回に雨による中断があり、強まった雨脚が収まらず、8回裏の巨人の攻撃中に3度目の中断が発生した
最終的に、ヤクルトの降雨コールド勝ちが宣告された
村上選手のパフォーマンスは素晴らしかった。特に満塁弾は圧巻で、チームにとっても大きな勢いを与えたに違いない。投手陣の吉村選手も好投し、今後の試合での期待が高まる。
キーワード解説
- グランドスラムとは?打者が満塁の状態で本塁打を打つことを指し、4点を一度に得ることができる非常に効果的なプレーです。
- 中断とは?試合の進行が一時的に止められることを指し、主に天候や怪我によって発生します。

