西武の今井達也にメジャーリーグスカウト20人が集結
米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は4日（日本時間5日）、今オフにメジャーリーグに挑戦する可能性がある日本人選手3人を取り上げた特に、今季復帰後のヤクルト・村上宗隆内野手は33試合で17本塁打を記録しており、メッツやパドレスの球団幹部が視察に訪れたことが報じられている
記事では、村上選手と並んで注目されているのが西武・今井達也投手である
彼は143回2/3を投げて防御率1.50、159奪三振という驚異的な数字を残しており、この成績は日本の「飛ばないボール」の影響も受けているが、球質が超一級品であることを証明している
特に、日本時間2日の楽天戦では10奪三振を記録し、完封勝利を収めた
これにより、20人以上のメジャースカウトが集まったという
選手の契約額に関しては、複数の関係者が1億5000万ドル（約223億円）前後の金額を予想している
一方、村上選手については、メッツの編成本部長デービッド・スターンズや、パドレスのAJ・プレラーGMが直接視察に訪れた
プレラー氏は、村上選手が8月30日の広島戦で記録した1試合3本塁打の際にも視察していた
しかし、記事では三振の多さや守備面が課題であるとも指摘されており、一塁やコーナー外野へのコンバートが必要になるかもしれないとしている
もし、シーズン終盤まで長打力を維持できれば、契約の上限額は今井投手をも上回る可能性もあると伝えられている
また、岡本和真内野手については「NPBで最も安定した長距離打者」と評価されながらも、契約年数は今井や村上より短期になる見込みである
それでも、9月に肘の回復を確認できれば、5000万ドル以上の契約が現実的であると予想されている
近年の日本からのメジャーリーグ挑戦が注目を集める中、西武の今井選手の活躍が際立っていることが報じられました。特に、数字で証明された彼の実力は、メジャースカウトたちの興味を引く要素が多く、今後の進展が楽しみです。また、村上選手の状況も気になるところで、一体どのような契約が彼らを待っているのか注目です。
キーワード解説
- メジャーリーグとは？：アメリカとカナダで行われるプロ野球リーグで、世界で最も人気があり、多くの観客を引きつける。
- 防御率とは？：投手がどれだけ得点を与えたかを示す指標で、低いほど良い成績とされる。
- 奪三振とは？：投手が三振を奪った数を表す指標で、多いほど投手の実力が高いことを示す。
- コンバートとは？：選手が別のポジションに移動することを指し、特定の役割に最適化されることを目的とする。
