阪神が中日との接戦を制し、優勝へのマジックを「4」に縮める

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◇4日 中日5―7阪神(バンテリン) 阪神タイガースは中日ドラゴンズとの試合で7点を先取しながらも、終盤に猛反撃を受ける場面があったものの、何とか勝利を収めた

これにより、クライマックスシリーズ(CS)進出を決め、優勝へのマジックナンバーは「4」となった

試合後、藤川球児監督は「今までやってきていますけど、簡単に勝っているゲームはない

これだけは言わせてもらいます」と語り、試合の厳しさを強調した

阪神は7回表を7−0で迎えた瞬間、相手中日による4点の猛攻を受け、8回にも1点を追加され、最終的には2点差の9回へ突入する展開となった

特に9回には、クローザーとしてマウンドに上がった岩崎が1死一、二塁というピンチに直面したが、無失点で切り抜けた

「いつも通り、走者を出しながらでもゼロで帰って来られてよかった」と安堵の表情を見せた

これにより岩崎は、2年ぶりとなる30セーブを達成した

藤川監督は終盤の試合展開について「修業ですね」とし、選手たちに「強い選手、弱い選手、気が抜ける選手、気持ちが入る選手含めていい教訓にしてほしい」との思いを込めた

反発を受けながらも勝利を収めることで、チームの強さを示す結果となった

また、この試合をもってナゴヤドームでの対中日戦は対戦成績が10勝10敗となり、両チームの力が拮抗していることを示している

今季の戦いに終止符を打つ意味でも、この白星を大きな意味で受け止めることができる試合となった

今回の阪神対中日戦は、終盤まで緊迫した展開が続きました。何とか逃げ切ることができた阪神ですが、藤川監督の言う通り、試合には常に厳しさが伴います。強いチームになるためには、こうした課題を乗り越えることが重要です。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?クライマックスシリーズはプロ野球のプレーオフ制度で、特定の条件を満たしたチームが優勝を争います。
  • マジックナンバーとは?マジックナンバーは、優勝やプレーオフ進出を確定させるために必要な勝利数や他チームの敗北数を示します。
  • クローザーとは?クローザーは、試合の最終局面を任される投手で、特に終盤の重要な場面で抑える役割を担っています。

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