広島・森翔平投手、阪神戦で苦しい初回を迎える

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◆JERAセ・リーグ 阪神―広島(5日・甲子園) 広島・森翔平投手が初回にいきなり6点を奪われた

試合の立ち上がりで苦しい展開が待ち受けていたが、果たしてその内容は

試合の初め、森投手は先頭打者の近本選手に四球を与えたことからスタートした

四球とは、ピッチャーがボールを投げた結果、バッターがバットを振ることなく進塁できる状況を指す

これによって、バッターにとって有利な展開が生まれてしまった

その後に続いた中野選手の左中間への二塁打はチャンスを広げるもので、続く森下選手による左前への適時打(タイムリーヒット)で早々に同点とされた

適時打とは、得点につながるような打撃を指すが、森投手にとっては最悪の流れである

さらに佐藤輝選手に四球を与え、次に迎えたのは大山選手

彼は左翼席へ満塁本塁打を放ち、これで一気に6点を奪われることになった

このホームランが9号であったことは、シーズンを通しての彼の調子の良さも物語る

その後も、1死から木浪選手に左翼線への二塁打を浴び、さらに投手の大竹選手にもヒットを許すなど、厳しい初回が続いた

森選手にとっては、この一戦、そして負ければ7年連続のV逸(優勝できないこと)が決まるというプレッシャーのかかる場面でもあった

果たして、この初回の失点が試合全体にどのような影響を与えるのか、注目が集まる

今回の試合で森翔平投手が迎えた厳しい初回は、プロ野球選手に求められる精神力の大切さを再確認させるものでした。初回の痛手をどのように挽回するのか、チーム全体の士気にも影響する重要な局面なのです。今後の展開に目が離せません。
キーワード解説

  • 四球とは?バッターがボールを振らずに進塁できる状況
  • 適時打とは?得点につながるような打撃のこと
  • 本塁打とは?バッターが打ったボールが外野を越えて得点されること
  • V逸とは?優勝できないことを指す野球用語

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