阪神大山悠輔、満塁本塁打で優勝マジックを「3」に減らす

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◇セ・リーグ 阪神6―1広島(2025年9月5日 甲子園) 阪神・大山悠輔内野手(30)が5日、広島戦の初回無死の場面で、左翼席へ9号の満塁本塁打を放った

このホームランは、2020年9月18日の中日戦以来となる自身3本目のグランドスラムで、甲子園では初めての成功となる

今季の得点圏における初アーチとして、特に記憶に残る一撃となった大山は、この一撃でチームが1イニングで6得点を奪う要因となり、最終的には6-1で快勝

観客動員数は今季最多の4万2644人に達し、これにより優勝マジックは「3」となった

阪神が最短で7日にリーグ優勝を決めれば、1990年の巨人の9月8日を上回る2リーグ制以降最速記録となる

その日の甲子園は、雨が上がり「ダブルレインボー」と呼ばれる美しい二重虹が架かる中、大山の確信に満ちた一振りがファンを魅了した

初球に投じられたチェンジアップを見事に捉え、バットを天に掲げながら一塁へ走り出した

仲間の歓喜に包まれながら、一塁付近でその飛距離を確認した

「思い切っていく、と決めていた

準備と整理を自分の中で行った結果が良い結果につながった」と大山は語り、その一打の重みを改めて認識していた

優勝マジックが「3」に減ったことで、プロ野球史の新たな瞬間が近づいている

2年前の同じ時期には、当時5番を打っていた佐藤輝が巨人戦で決勝満塁ホームランを打ったこともあり、ファンにとってさらなる期待が膨らむ

大山は打席に戻る前に「次の1点を意識し、目の前の試合を集中して勝ちにいくことが大事」と冷静な姿勢を保ちつつ、今後の展開に思いを馳せた

阪神の今季の貯金は最大の31に達し、彼の背番号3が牽引する勢いは留まるところを知らない

阪神の大山悠輔選手が放った満塁本塁打は、チームにとって重要な勝利をもたらし、優勝への期待を一層高めました。特に、ダブルレインボーという幸運の前兆があった中でのこの一撃は、ファンたちにとっても特別な意味を持つものとなったでしょう。優勝マジックが減少していく中で、チーム全体の士気が高まることが期待されます。
キーワード解説

  • 満塁本塁打とは?試合中に3人のランナーが塁上にいる際に打たれたホームランで、4点が入るためチームにとって非常に効果的な打撃。
  • 優勝マジックとは?リーグ優勝に必要な勝利数のことを指し、数字が減るほど優勝に近づいていることを示す。
  • グランドスラムとは?満塁の状態で打たれたホームランを指し、その意味でチームにとって非常に価値のある一打。
  • ダブルレインボーとは?二重に見える虹のことで、特に幸運や良いことの前兆とされる。

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