日本ハム、今季9度目の零封負けで自力優勝の可能性消滅

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(パ・リーグ、オリックス2-0日本ハム、22回戦、日本ハム11勝10敗1分、5日、京セラ)日本ハムが2点差でオリックスに敗北し、今季9度目の零封負けを喫した

この結果、自らの力での優勝が不可能となった

試合前には東京から大阪への移動に新幹線が遅延した影響で、この日の試合が約1時間半遅れて始まった

試合終了時刻は午後11時に及び、選手たちの疲労も隠せない様子だった

新幹線遅延の影響

新庄剛志監督(53)は試合後、「けががなかったから、それが一番

練習もできなくて、こういう結果になりますよね

準備が大事ということがわかった試合」と冷静に振り返った

東京駅からの新幹線の出発が台風15号に伴う大雨のため約1時間遅れ、静岡駅では約2時間半の足止めを食らった

監督はチームとは別の便で移動しており、試合の先発メンバーは自身のインスタグラムで発表した

「ストレッチは新幹線で頼むばい」と選手たちに伝えていた

練習時間の短縮

京セラドームに到着したのは午後6時過ぎであり、選手たちはフリー打撃を行わず、わずか約1時間の練習の後に試合に臨むこととなった

この長時間の移動が影響したのか、五回の守備では捕手の田宮が悪送球し、三塁走者が生還するミスが発生

また、終盤のチャンスを生かせず、八回には無死一、三塁の場面で3者連続の空振り三振、九回には1死満塁で代打が併殺打に倒れ、得点を挙げられなかった

首位ソフトバンクとのゲーム差

この結果、首位ソフトバンクにマジック18が点灯し、残り20試合で日本ハムとのゲーム差は3に広がった

新庄監督は、「2度あることは3度ないでほしいね

こういうトラブルだって人生を生きていたらありますよ」と前を向いて語った

今回の試合は、日本ハムにとって試練となる敗北でした。特に新幹線の遅延による影響は大きく、選手たちの準備不足が結果に直結したことが実感されます。新庄剛志監督の冷静な受け止め方は印象的ですが、選手たちの疲労感も見え隠れしていました。リーグ戦の行方に大きな影響を与える結果であり、今後の展開に期待が寄せられます。
キーワード解説

  • 零封負けとは?:零封負けは、相手チームに得点を許すことなく敗北することを指し、特に投手陣の力が試される試合展開となる。
  • マジックとは?:マジックは、あるチームが優勝するために必要な勝利数を示す数字で、相手チームが必要な敗北数を示しており、優勝への道筋を示す指標として使われる。

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