新設高校野球チームAOIKE、秋季県大会初戦で厳しい洗礼

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新たな高校野球チームAOIKE、初公式戦で完敗

2025年9月6日、秋季高校野球富山県大会が開幕し、今年4月に創設されたAOIKE高校は新川と連合チームを組み、富山・雄山に9-1で敗れるという結果となりました

この試合は7回コールドゲームで、AOIKEチームは意気込みとは裏腹に厳しい現実を突きつけられました

試合の経過

試合は初回から厳しさを増しました

先発投手と守備が崩れる中、4四死球、2安打、1失策などによって、3点を失ってしまいました

2回からAOIKEの右腕、各川旬時(おのがわ・しゅんと、1年)が登板しましたが、5イニングで被安打10、6失点を喫しました

打線はわずか2安打で1得点に留まりました

監督のコメント

試合後、田畑一也監督(56)は「結果は残念ですが、これが現時点の力です

練習でできていても、試合で発揮できなければこのような結果になります」と振り返りました

監督の言葉には次への希望も見えました

「来年に向けての準備の試合になりました」と述べ、今後の成長に期待を寄せました

チーム編成と今後の展望

AOIKEの野球部は6人で構成されていますが、そのうち2人は転入生で、高野連の規定により1年間は出場できません

今大会は、委託で新川の選手と集まって戦い、2勝2敗1分の成績で練習試合を進めてきたものの、公式戦では思うような結果が出ませんでした

今後の取り組み

AOIKEは、福井県小浜市を本校とし、富山・南砺市にサポート校を開校しました

監督は「彼らの能力は高いので、3年間で成長できるかが重要です」と話し、今後のトレーニングについても明言しました

春には新入生が入学し、単独チームでの活動を視野に入れているとのことです

甲子園を目指して

監督は「甲子園を目指して取り組んでいきます」と話し、選手たちの成長を見据えたチーム作りに努めています

今後のAOIKEの活躍に期待が高まります

今回の試合は新設チームにとって厳しい結果となりましたが、監督の言葉には次への希望と成長への期待が見えました。新たに発足したAOIKE高校にとって、今後の練習がどれほど実を結ぶか、注目です。
キーワード解説

  • 連合チームとは?:複数の高校が一つのチームを作ること。選手が不足している高校が参加することがある。
  • 四死球とは?:野球において、ピッチャーがボールを投げる際、バッターに触れること無く塁に出ること。フォアボールや死球を含む。
  • コールドゲームとは?:ある一定の条件を満たすと、試合を途中で終了することができるルール。通常、得点差やイニング数に基づく。

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