彼らの中で最も遅く入寮したのが、ドラフト4位の石田充冴（じゅうざ）投手（18歳）です
石田選手は、中学時代に他界した愛犬「矢吹」の写真を大切に握りしめており、これからのプロの世界での挑戦にその思いを背負っていくと語りました
愛犬の名前「矢吹」は、伝説のボクシング漫画「あしたのジョー」の主人公に由来しています
この作品は多くのファンを持ち、ストーリーは主人公の成長と闘いを描いています
父・威仁（たけひと）さんがこの名前を付けた理由は、彼自身がこの漫画のファンであり、その影響を子どもにも受け継いでほしいという願いがあったからです
石田選手は、幼少期に矢吹と共に散歩をした思い出を振り返りますが、「矢吹は父にだけ懐いていて、いつも自分に対しては少し冷たかった」と、少し苦笑いを浮かべました
それでも、矢吹との時間は彼にとって宝物であり、「友達のような存在だった」と感慨深げに語っています
石田選手は最速149キロの角度ある直球が特徴で、年末年始も休まずに練習を重ねるなど、プロ選手としての強い意志を見せています
また、彼の名前の由来も人気漫画「北斗の拳」のキャラクター「雲のジュウザ」から取られています
彼は、長嶋茂雄終身名誉監督がかつて着けた背番号90についても大感激し、「すごく良い番号をいただいた
やってやろうという気持ちでいっぱい」と力強く宣言しました
これからのシーズン、石田選手が愛犬の分まで活躍することを期待されています
この記事では、巨人の新人選手が愛犬の思いを胸にプロの世界に挑む姿が描かれています。石田選手の愛情と努力が伝わってきて、彼の今後の活躍に期待が高まります。プロとしての緊張感の中にも、彼の人間らしさが感じられ、親しみを持ったファンも多いことでしょう。
キーワード解説
- ドラフトとは？ドラフトは、プロスポーツチームが新しい選手を選ぶための制度で、各チームが獲得したい選手を指名することで成り立っています。
- 直球とは？直球は、投手が投げる最も基本的な球種で、まっすぐな軌道で飛ぶため、打者にとっては非常に対応しやすい球です。
- プロ野球とは？プロ野球は日本の職業的な野球リーグで、複数のチームが競い合い、シーズンの最終的な勝者を決めるスポーツです。
