ソフトバンクの有原が復調、7回1失点で11勝目を挙げる

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本来の安定感を取り戻しつつあるソフトバンクの先発投手、有原が、9月6日の試合で7回を投げ1失点の素晴らしいピッチングを見せ、4試合ぶりの白星を挙げて11勝目を達成しました

この勝利により、ソフトバンクはチームとしての連勝を5に伸ばし、有原自身も「勝てたのが一番」とその喜びを語った

有原の投球のポイントは、コーナーの両サイドを巧みに使うことにあります

具体的には、右打者にはツーシーム、左打者にはカットボールを投げて内角を積極的に攻めるスタイルです

彼は試合の6回に先頭打者から連打を浴びましたが、捕手の海野がけん制で走者をアウトにする好守を見せたことで、最少失点に抑えることができました

「きょうは本当に助かった」と語るように、チーム全体の守備力が試合を支えた形です

8月後半には3度先発し、いずれも5失点以上を喫して3連敗を喫していた有原

彼自身はその要因に気づき、投球フォームや配球を見直すことにしました

今季から主にバッテリーを組んでいる海野と重ねたコミュニケーションも大きかったと語り、「被安打が多い理由があったと思うので、そこを話し合った

結果を出せたのはよかった」とコメントしました

現在、日本ハムと熾烈な優勝争いを繰り広げているソフトバンクにとって、有原の復調は大きな力となります

小久保監督は「最低でも(有原が)あと3登板ある

ゲーム差を見ながらローテを決めていく」とのコメントを残し、チームの戦略にも余裕が生まれることが期待されています

さらに、有原の活躍によりマジックナンバーは2減少し、現在のマジックは16となりました

ソフトバンクの有原投手が試合で素晴らしいピッチングを見せ、連敗からの復調を果たしました。彼の成長とチーム全体の団結力が今後の試合でも大いに影響を与えるでしょう。特に、今後の試合に向けた戦略についても期待が持てます。
キーワード解説

  • ツーシームとは?: ツーシームは、速球系の変化球で、バッターの手元で横に変化する特性があります。この球は、打者にとってタイミングを合わせるのが難しいため、効果的なピッチングに寄与します。
  • カットボールとは?: カットボールは、速球に似ていますが、少しだけ横に変化するボールです。主に右投手が右打者に対して多く使うことで、内角を攻める際によく用いられます。

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