阪神、逆転勝利で優勝マジックを1に減少
「阪神4-1広島」(6日、甲子園球場)で、阪神が逆転勝ちを収め、優勝マジックを1としたこれにより、今季の貯金は32に達し、2年ぶりのリーグ優勝に向けて大きな一歩となった
翌日の広島戦では、プロ野球史上最速Vを決めるチャンスが広がっている
試合は序盤から広島ペースで進んでいた
先発の門別は、6月4日の日本ハム戦以来のスタートとなったが、四回の投球で7安打を浴びて1失点
五回を投げ切れず、白星を手にすることはできなかった
初回、2死状態から小園に中前打を許し、続けてモンテロに右翼線への三塁打を打たれ、先制点を献上した
門別は三回の無死一、二塁という再三のピンチを無失点で乗り切るものの、五回にはハートウィグにマウンドを譲った
「毎回、走者を出しリズムを作ることができませんでしたが、最小失点で粘れたところはよかったと思います
ただ、内容がよくなかったので、課題としっかり向き合って練習します」と門別は振り返った
それでも、四回には1死から中野の一ゴロをモンテロがファンブル
その後、中野は二塁まで進み、森下の四球を受けた後、佐藤輝が右前適時打で同点に追いついた
六回には先頭の近本が四球を選び、中野、森下の連打で勝ち越しに成功
さらに、2死満塁から高寺の三ゴロを佐々木が後逸し、広島のミスをついてリードを広げた
追加の得点は七回にも続き、近本と中野の連打によって効果的に加点した
もし阪神が7日の試合で優勝を決めることができれば、1990年9月8日の巨人との対戦を上回り、NPB史上最速の優勝を記録することになる
今回の阪神の逆転勝利は、チームの勢いをさらに増す結果となり、優勝マジックが1になったことは非常に大きな意味を持っています。選手たちの粘り強いプレーが光り、最後の仕上げに向けた期待感が高まります。残る試合でのパフォーマンスに注目です。
キーワード解説
- 逆転勝利とは?試合の流れが一転して、後に勝つことを指します。
- マジックナンバーとは?チームが優勝するために必要な勝利数や相手チームの敗北数を示す数字です。
- 貯金とは?勝ち星が負け星を上回った場合の差を指し、チームの成績を示します。

