この企画は16年目を迎え、今回は「変化球」「打撃」「守備」「走塁」「直球」の5つの部門で調査が行われています
果たして、現役選手が選んだ各分野の最高選手は誰なのか、注目が集まります
直球部門の新たな評価基準
昨年までの「スピードボール部門」からの変更
2024年シーズンの調査では、「直球部門」としてリニューアルされましたこれまでの「スピードボール部門」では、単純に球速が重視されていましたが、新たな基準では、スピードだけでなく、キレやノビといった球の特性も重要視されます
この改訂により、選手たちの評価がどう変わっていくのか、大きな波乱が予想されています
第5位:6票/ライデル・マルティネス(中日)
2024年シーズンでは、中日のマルティネス選手が5位にランクインしました彼はセ・リーグ最多の43セーブを記録し、そのストレートは速さだけでなく角度の面でも評価されています
これに対して、中日・小笠原慎之介投手は、「最強かなと思います」と称賛を送り、ヤクルト・青木宣親外野手も「160km/hくらい出るし、あの角度はすごい」と語っていました
マルティネス選手は193cmの長身から繰り出す「角度あるストレート」で、ここ3年間の平均防御率は驚異の0.84を誇っています
マルティネスの防御率推移
年度 | 防御率 |
---|---|
2022年 | 0.97 |
2023年 | 0.39 |
2024年 | 1.09 |
2024年シーズンに入り、プロ野球選手たちが新たな評価基準に基づいて選出された最高選手に注目が集まっています。「直球部門」のリニューアルに伴い、選手たちの投球スタイルがどのように評価されるのか、楽しみです。ライデル・マルティネス選手が5位にランクインしたことで、今後の投球スタイルの変化も期待されます。
キーワード解説
- プロ野球とは?:日本国内で行われているプロフェッショナルな野球リーグで、特にセントラル・リーグとパシフィック・リーグの2リーグ制で運営されています。
- セーブとは?:ストッパーとして登板した投手が試合を終わらせて勝利を収めた場合に記録されるもので、その選手の影響力と安定性を示します。
- 防御率とは?:投手が1試合当たりどれだけの自責点を得点として許したかを示す指標で、数字が低いほど優れた成績を意味します。