中日、松山の救援失敗で巨人に逆転負け – 上林選手への懸念も浮上

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【彦野利勝の目】◇6日 中日4―5巨人(バンテリンドームナゴヤ) 中日ドラゴンズは、試合の終盤に驚きの展開を迎えた

いわゆる「失敗しない男」として知られる松山投手が、9回2死からまさかの5連打を浴び、結果として逆転負けを喫した

この結果により、中日は痛い黒星を迎えることとなった

評論家の彦野利勝氏は、セーブシチュエーションでの松山の救援失敗について、「ここまで完璧な仕事をしてきたわけですから、松山は責められない」と語り、その実力を高く評価した

しかし続けて、上林選手について「少し心配だ」との懸念を示した

この試合では、田中選手のタイムリーで中日は4点目を入れた2回が鍵となったが、上林選手がボール球を振らされて三振に倒れ、その後の攻撃が続かなかったことが敗因の一つと見られた

さらに、3回と4回には巨人に反撃を許し、試合は終盤までもつれ込むことに

彦野氏は「強く振り上げようという強引なバッティングが目につく

ボールを見極める時間が短くなっている」と分析し、上林選手の調子が戻らなければ、本来の攻撃力が発揮できなくなる危険性を指摘した

「8月に岡林選手と共にチームを引っ張ってきたのが上林選手

岡林選手は徐々に復調の兆しを見せているが、上林選手が戻れば本当に怖い打線になる」とも言及し、選手の回復を期待した

今回の試合では、松山選手の救援失敗が大きな話題となりましたが、上林選手の打撃に対する懸念も浮き彫りになりました。逆転負けはチームにとって痛手であり、特に上林選手が復調しないと最大の攻撃力を発揮できない可能性があるため、今後も注視が必要です。
キーワード解説

  • セーブシチュエーションとは?:試合の終盤で、チームがリードしている状況において、クローザーとして知られる救援投手が登板する場面を指します。この状況下での失敗は、特に重要視されます。
  • タイムリーとは?:ランナーがいる場面で、ヒットを打ってそのランナーを得点させることを言います。得点に直結するため、非常に重要なプレーとなります。
  • 三邪飛(さんじゃひ)とは?:フライボールが外野手に捕まってしまうことを指します。特に無死や満塁の場面での三邪飛は、攻撃のチャンスを逃すことになるため、重要視されます。

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