この高卒新人は福井工大福井高からドラフト5位で指名され、西武の期待を背負って前日に行われたブルペン練習でその成長を見せた
篠原投手はブルペンでの投球練習を通じて、自身のペースを崩さずに投げる姿勢を見せた
西口文也監督(52)は、「彼は物怖じせずに自分のペースで投球していた
球速も強く、すべての球種でストライクを取れそうだ
このタイプはコントロールが乱れて失点することは少ないので、本日のピッチングがどうなるか非常に楽しみだ」と語り、彼への期待を示した
篠原選手自身は、「自分の強みはストレートでも変化球でもカウントが取れること
三振を必要とする場面で三振が取れるようになりたい
一軍の打者に対して自分のボールが通用するのかを楽しみにしている」と意気込みを語った
イースタン・リーグでは15試合に登板し、8勝4敗、防御率2.17を記録しており、70回2/3を投げて56奪三振を達成した
特に、彼のストレートはプロ入り後に149キロから154キロまで向上しており、その成長は目を見張るものがある
西口監督は、「彼にはどんどん相手打者に向かっていくことが大切だ」とエールを送った
篠原響投手の初登板は、プロ野球界における高卒新人の挑戦として特に注目されます。彼の成長や実力が明らかになることで、今後の西武の戦力がさらに強化される可能性があります。特に、彼がどのように一軍の打者に対して自分のピッチングが通用するかが注目です。ファンやチームメイトからの期待も高く、これからの活躍が楽しみです。
キーワード解説
- ブルペンとは?:ブルペンは、投手が試合前や試合中に投球練習をする場所を指します。投手が実際の試合に備えて球を投げる大切な準備時間です。
- コントロールとは?:コントロールは、投手が投球する際にボールを狙った場所に正確に投げる能力のことです。コントロールが良いと、打者に対して有利に戦うことができます。
- 防御率とは?:防御率は、投手が投げた回数あたりに許した得点の平均を示す数字で、低いほど投手の成績が良いことを意味します。一般的には、2.00以下が好成績とされています。

