松山は、昨シーズンのスイング軌道の変更が打率・178という低迷を招いたことを反省し、かつての自分を取り戻すための努力を重ねている
自主トレの取り組み
松山選手は、田村選手や持丸選手と合同で自主トレに励んでおり、体力や技術の向上に努めている今年でプロ18年目を迎える彼は、軽快な動きで歩みを進める姿を見せ、「しっかり確実性を求めていく」と語る
ここでの「確実性」とは、打撃時の安定感や打球の飛距離や方向性をしっかりとコントロールできることを指す
昨シーズンの反省と目標
昨シーズンは長打力を向上させるため、スイングフォームを変更したものの、満足のいく結果を得られなかった特に「シーズン中もカチッとこなかった」と悩む松山選手は、3連覇を達成した2016年から2018年までの打撃スタイルに戻すことが、今シーズンの目標であると明言した
成功体験を活かしたフォーム改良
2016年から2018年にかけて、松山選手は毎年2桁本塁打を達成しており、特に2018年には自己最多の120安打を記録しているその当時の打撃フォームについて、「頭にだいたい入っている」と語り、再びあの頃の「きれいなレベルスイング」を目指していく意向を示した
フィジカルやコンディションの整備
自主トレではノックを受ける姿やティー打撃に取り組む姿が見られ、その感覚を体にしっかりと刻み込んでいるまた、昨シーズンは代打打率・164という結果に終わり、2軍降格も経験したが、減量に成功し体重は3連覇時とほぼ同じ94キロに戻している
新たな挑戦と世代交代
新井監督が打ち出した世代交代の方針により、松山選手もチーム内での競争が熾烈になることを予言している「やっぱり必要だと言われたい」と語る松山選手は、再びバットで意地を見せることを目指している
松山選手のニュースは、プロ野球ファンにとって刺激的なものである。長いプロキャリアを経て、再びフォームを見直し、復活を目指す姿勢は、多くの人に勇気を与える。競争が激化する中でも、彼の決意は印象深い。
ネットの反応
広島の松山選手が復活を目指して打撃フォームを見直すというニュースに、ファンから様々なコメントが寄せられています
多くのファンは、松山選手が以前のような打撃を取り戻すことを期待している一方で、彼の年齢や現在のパフォーマンスについての不安も表明しています
中には、松山選手のスタイルが変わり、過去の実績に頼るだけではないとして、若手選手に機会を与えることが重要だとの意見も多く見受けられました
特に「代打中心の松山が、長打力向上なんて目指す必要はなかった」といったコメントもあり、松山選手の特徴である確実性を再評価する声が上がります
また、昨年のチーム代打打率がワーストであり、松山選手に頼り切りだったことから、他の選手にもチャンスを与え、チーム全体の活性化を望む意見が増加しています
さらに、松山選手が今後もカープの打撃コーチとして活躍してほしいとの期待も示されています
総じて、松山選手に対する期待とともに、チームの将来を担う若手選手の育成が重要視されていることが浮き彫りになっています
ネットコメントを一部抜粋
そもそもパワーヒッターでもなく代打中心の松山が、長打力向上なんて目指す必要はなかった
活躍して欲しいですが若手との競争に勝って一軍に登録すべきだと思います。
気持ちは理解できますが、年齢には勝てない!
色々言われてるけど応援してます
松山に期待するというよりも、若手に機会を与えて欲しい
キーワード解説
- 打率とは?:打率は、選手が打席に立った際のヒットの割合を示す指標で、選手の打撃能力を評価する際に重要な数字です。
- スイングフォームとは?:スイングフォームは、バッターがボールを打つための腕や体の動きを指します。正しいフォームが安定した打撃を可能にします。
- 長打力とは?:長打力は、二塁打以上の長いヒットを打つ能力を示すもので、選手のスラッガーとしての力量を表します。