埼玉西武ライオンズの篠原響、プロ初登板で初奪三振を達成するも初黒星

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埼玉西武ライオンズの若き右腕、篠原響がプロ初登板で初奪三振を達成

2025年9月7日、埼玉西武ライオンズに所属する篠原響選手が、本拠地ベルーナドームで行われた千葉ロッテマリーンズ戦においてプロ入り初登板を果たしました

篠原選手はこの試合で、初回に佐藤都志也選手からプロ初の奪三振を記録し、注目を集めました

篠原選手は2024年のドラフトで西武から5位指名を受け、福井工大福井高から入団した有望な選手です

ファームでは15試合に登板し、13試合が先発であったため、その実力に期待が寄せられていました

成績は8勝4敗、防御率2.17という素晴らしい数字を残しました

初回の登板では1失点を喫し、2死一、二塁の場面で迎えた打者は昨季リーグ4位の打率を誇り、ベストナインにも選ばれた佐藤選手

篠原選手は6球目に137キロのカットボールを投じ、見事に佐藤選手のバットを空振りさせました

このボールは、他の球種との切り替えを行なう際に多く使用される球技の一つです

篠原選手は5回途中まで投げ、7安打4失点という成績を残しましたが、プロ初の黒星を喫しました

それでも、多くの経験を積むことにより、さらなる成長が期待されています

試合終盤、西武は9安打を放ちながらも、得点は2にとどまり、最終的にロッテに2-4で敗戦となりました

篠原響選手のプロ初登板は、選手としての成長の過程を示す重要なステップです。特に初奪三振を記録した事実は、彼のポテンシャルを証明するものであり、今後の活躍が非常に楽しみです。ただし、初黒星を喫したことでさらなる鍛錬を要することも見えてきました。
キーワード解説

  • 奪三振とは?投手が打者を三振にすることを指し、投手の実力を表す重要な指標の一つです。
  • カットボールとは?投手が投げる球種の一つで、普通のストレートよりもわずかに横に動く特性があります。打者にとっては打ちにくい球です。
  • 防御率とは?投手が一定数のイニングを投げた際に、どれだけの失点を許したかを示す数字で、低いほど優れた投手とされます。

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