阪神・青柳晃洋選手が合同自主トレを主催、メジャー挑戦に向けた準備を進める

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 8日、静岡県沼津市で阪神タイガースの青柳晃洋投手(31)が主催する合同自主トレーニングが始まりました

青柳選手は、移籍先が未だ決まらぬ不安を感じることなく、練習に没頭しています

初日から9人の仲間たちと集中した練習を行い、ウオーミングアップをはじめ、キャッチボールやノック、走り込みを経て集まったファンとの即席サイン会を楽しみました

彼は、2025年シーズンを「挑む」と表現し、充実した一年を作りたいと語っています

メジャー移籍に向けた準備

 青柳選手は、昨年12月4日にマイナーリーグからメジャーリーグへの移籍を希望するためのポスティングシステムの申請が受理され、今後の交渉を待っています

期限は日本時間の18日午前7時で、代理人が「まだ10日もある

市場が動き出している」との言葉を伝えており、交渉が本格化することが期待されます

身体作りの重要性

 青柳選手は、88キロの体重を維持しつつ、体脂肪を減少させた身体を新たに披露しました

メジャー球を使用したキャッチボールを通じて、来たるべき時に備えた練習を続けており、「野球をすることに変わりはない

ベストなプレーをするためのモチベーションを持っている」と力強い姿勢を示しています

再スタートの決意

 青柳選手は「高卒2年目の僕が初めて1軍キャンプに呼ばれたような感覚」と振り返り、一度きりの野球人生で挑戦する決意を固め、雄大な富士山を眺めながら「ここからはい上がっていく」と再確認したと述べました

今回の青柳選手の合同自主トレは、彼にとって来たるメジャー挑戦への重要なステップとなるでしょう。自主トレーニングによる身体作りや精神的な準備が整うことで、彼の今後のプレーに対する期待が高まります。外国での挑戦は不安もありますが、それに挑む姿勢が彼の成長を促すことでしょう。
キーワード解説

  • 合同自主トレとは?:選手が自ら集まって行う自主的なトレーニングのことで、チームの枠を超えて行われることが特徴です。
  • ポスティングシステムとは?:プロ野球選手が日本の球団から海外リーグへ移籍する際、球団が他の球団へ選手の権利を公開し、意向を示す仕組みです。
  • メジャー球とは?:アメリカのメジャーリーグで使用される公式の野球ボールを指し、日本のプロ野球と異なる特性を持っています。

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