巨人元監督・堀内恒夫氏がデーブ・ジョンソン氏を追悼
「ナイスガイ」だった思い出を語る

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巨人元監督の堀内恒夫氏が9日、自身のブログを更新し、8日に訃報が伝えられた元巨人選手デーブ・ジョンソン氏を追悼しました

ジョンソン氏は元米大リーグの名二塁手であり、ニューヨーク・メッツをワールドシリーズ制覇に導いた名将としても知られています

82歳という齢での訃報に、堀内氏は「ビックリしたよ」と心情を明かしました

ブログの中で堀内氏は、1975年に長嶋茂雄氏が監督を務める巨人軍にジョンソン氏が初めてメジャーリーガーとして加入したことを振り返りました

ジョンソン氏は、ウエスタン・リーグで新人王も獲得し、特に「セカンドの守備が抜群に上手かった」と語っています

堀内氏は特に「ジョンソンさんのダブルプレーを見るのが好きだった」と述べ、彼の優れた技術を称賛しました

今年入団した際には、監督を引退した長嶋氏の後釜として不慣れな三塁を任され、一時は厳しいバッシングにさらされたことも思い起こしました

入団2年目には、高田繁氏が外野から三塁にコンバートされたため、ジョンソン氏は再び本職のセカンドへ戻ることができ、その結果、成績も向上しましたが、結局2年で退団しなければなりませんでした

堀内氏は、ジョンソン氏のことを「ナイスガイ」と呼び、彼の紳士的かつクレバーな性格を評価しました

また、彼が日本のことを好きだったのではないかとも思っているようです

長嶋氏が他界した年に、ジョンソン氏も同じように逝ってしまったことに対して哀悼の意を表し、「上で楽しく野球談義しているのかな」としみじみと語りました

最後には、「ジョンソンさん、あなたとチームメイトであったことをとても誇りに思っています

ありがとうございました

合掌」と結びました

堀内氏の追悼ブログが示すように、デーブ・ジョンソン氏の人間性やその影響力は、野球界において非常に大きなものでした。特に彼の守備技術や紳士的な性格が多くのファンに愛されたのは、記憶に残る選手だった証拠です。
キーワード解説

  • ダブルプレーとは?:ダブルプレーは、野球において1回のプレーで2人の走者をアウトにすることを指し、守備側にとっては非常に難易度が高いプレーです。
  • セカンドとは?:セカンドは野球の守備位置の一つで、主に内野でプレーするポジションです。内野手の中でも特に守備が重要な役割を担っています。

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