阪神・近本光司、葛藤と成長を語る – 2年ぶりのリーグ優勝を振り返る

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阪神タイガースの外野手、近本光司選手(30)が9月8日に行われた合同インタビューで、2年ぶりのリーグ優勝についての思いや、今季の個人成績に関する考えを語った

近本選手は、今シーズンで球団の日本人選手としては最速で通算1000安打を達成し、特にリードオフマンとしてチームを牽引した存在である

彼は「個人成績は打率・278、3本塁打、33打点、28盗塁」と自身の成績を紹介しながらも、「今年はまず健康が大事だった

大きな怪我もなく過ごせたのが良かった

成績よりも健康面が重要だと思っている」と述べた

さらに、彼は過去に30試合連続安打を達成した際には新たな発見が少なかったが、今シーズンは「技術的にもメンタル面でも新しい発見があった」と語る

特に、試合の中で感情をどう切り替えていくか、自身のマインドをどうリセットするかに注力しているとのことだ

「ただし、結果が出るかどうかは別の話

野球を楽しくプレーすることが一番大事だ」と彼は強調する

近本選手は、未来に振り返ったときに、どのような経験をしてきたかを大切にする姿勢を示した

また、今季中に数回ベンチスタートしたことについても触れ、「1度休むと、気持ち的に楽をしたいと思うが、休みの翌日にはやっぱり試合に出たいという葛藤がある」と、プロ選手としての内面的なしんどさを明かした

連続試合出場が184試合に達する中で、選手としてのプレッシャーを感じつつも日々成長を実感しているようだ

近本光司選手のインタビューは、プロ選手が抱える心理的な葛藤や成長について深く掘り下げる内容だった。健康維持を重要視しつつ、メンタル面にもしっかり向き合っている姿勢は、他の選手にとっても良い手本となるだろう。一見すると選手生活は華やかに見えるが、その裏には日々の努力と葛藤があることが伺えた。
キーワード解説

  • リードオフマンとは?:試合の最初に打席に立つ選手のこと。この選手は相手の投手に対してプレッシャーをかけるための重要な役割を果たす。
  • 連続試合出場とは?:選手が休まずに試合に出続けること。連続で出場することは選手の体力や技術が問われる。
  • マインドをリセットするとは?:感情や思考を整理し、冷静に次のプレーに臨むための心の準備をすること。

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