セ・リーグ史上最速の優勝決定、クライマックスシリーズ進出争いが激化

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 セ・リーグは阪神タイガースが2年ぶりに7度目の優勝を決定しました

この優勝は9月7日であり、これは両リーグを通じて史上最速の記録となります

阪神はシーズンを通じて2位以下に15ゲーム以上の差をつける圧倒的な戦いぶりを見せ、まさに独走と呼べる状況です

しかし、その一方ではクライマックスシリーズ(CS)進出争いがヒートアップしています

クライマックスシリーズ進出の行方

 現在、2位の読売ジャイアンツが4位以下に落ちる可能性は低いとされていますが、3位の横浜DeNAベイスターズと5位の広島東洋カープとの間にはわずか4ゲーム差があります

ヤクルト以外のチームは依然としてCS進出を狙える位置にあり、特にDeNA、中日ドラゴンズ、広島の3チームに注目が集まります

DeNAの投手陣と打線の現状

 DeNAでは投手陣の状態が気になります

先発投手の中心である東克樹、バウアー、ジャクソンは8月以降振るわず、特にバウアーは二軍調整中です

リリーフ陣では入江大生が失点する機会が増え、9月からは伊勢大夢がクローザーに抜擢されています

一方、打線では牧秀悟や宮崎敏郎が怪我で離脱しながらも、筒香嘉智とオースティンが調子を上げており、得点力は高いので、今後は投手陣がどのように踏ん張るかが鍵となっています

注目選手藤浪晋太郎

 特に注目されるのは、シーズン途中に加入した藤浪晋太郎投手です

彼は二軍戦では不安定な投球もありましたが、一軍では3試合に先発し、いずれも5回以上を投げ、1勝0敗で防御率は1.45と素晴らしい成績を収めています

彼のストレートは150キロを超え、スタミナ面でも定評があります

リリーフ期待の森原康平

 リリーフ陣で期待が高まるのが森原康平投手です

昨シーズン末に右肩を痛めた影響で出遅れましたが、7月に一軍に復帰して以降、18試合中16試合は無失点という成績を残しています

彼は伊勢と共に不調の入江をカバーする重要な存在になると考えられています

今回のセ・リーグ優勝は阪神タイガースの圧倒的な強さを示している一方で、他のチームもまだチャンスが残るため、クライマックスシリーズの行方は非常に興味深いものです。特にDeNAの藤浪投手や森原投手の活躍次第で、CS進出争いも大きく変わってきそうです。
キーワード解説

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