中日、ヤクルト戦に敗北し3連敗 - クライマックスシリーズ進出の可能性が危機に
セ・リーグ4位の中日ドラゴンズは、9日の東京・神宮球場での東京ヤクルトスワローズ戦に2-3で敗れて3連敗を喫したこれにより、中日の借金は「12」となり、3位のDeNAとのゲーム差は4.5に広がった
試合は中日が早々にリードを奪う展開となった
2回裏、中日が二死一、二塁のチャンスを作り、田中選手が左中間へ適時二塁打を放ち先制
田中選手は試合後「打ったボールはスライダーです
いいところに落ちてくれました」と振り返った
さらに、4回には無死三塁から石伊選手の犠飛によって2-0とリードを広げた
しかし、中日の投手陣は次第に崩れ始めた
2番手の吉田聖弥選手が5回に岩田選手に対して右前適時打を許し、2-1と追い上げられる
6回には北村選手に2点適時二塁打を打たれ、逆転を許してしまい、2-3とされた
9回表には先頭の岡林選手が左前打で出塁し、井上監督は4打数4安打の田中選手に送りバントを指示
これにより一死二塁のチャンスを作るも、ノーヒットの3番・上林選手に対して代打ブライト選手を送ったが見逃し三振に倒れる
この後、細川選手は申告敬遠を選択し、ボスラー選手は四球を選んで二死満塁のチャンスを迎えたが、最後は福永選手が空振り三振に倒れ、試合は終了した
この試合結果により、中日は大きな痛手を受けた
第2位の巨人および第3位のDeNAも勝利しており、クライマックスシリーズ進出の可能性が13年ぶりに危機に瀕している
残り試合での巻き返しが求められる中日だが、果たしてどのように立ち直るのだろうか
今回の試合で中日は早々にリードを奪うも、投手陣の崩れが響いた結果となりました。特に後半の失点が響き、試合を逆転されたのは痛手です。クライマックスシリーズ進出への道が厳しくなる中、今後どのように立て直すかが重要です。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは？：プロ野球のポストシーズンにあたるトーナメント形式の試合で、各リーグの上位チームが戦う。これに進出することで、日本一を目指す道が開ける。
- 適時二塁打とは？：ランナーがいる状況で打者が打った打球が二塁打になり、ランナーが得点することを指す。これによりチームは得点を上げることができる。
- 借金とは？：勝ち星よりも敗け数が多い状態を表す言葉。例えば、借金が「12」とは、12試合負け越していることを示す。
