広島、今季4度目の5連敗で自力CS進出消滅

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 「巨人6-4広島」(9日、東京ドーム)で広島東洋カープは、今季4度目の5連敗を喫し、自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅した

これにより、チームの借金は今季最悪の13に膨らんだ

 試合の初回から両チームの攻防が激しく展開された

広島は小園海斗が適時二塁打を放ち、1点を先制するものの、二死満塁の場面で菊池涼介が3球三振に倒れ、チャンスを逃した

 しかし、直後の守りで先発の床田寛樹が火だるまになった

リチャード選手に満塁本塁打を浴びるなど、初回だけで7連打を許し、6失点という不名誉な記録を更新した

床田は続投し、7回を投げて8安打6失点を喫し、自己ワーストとなる10敗目を喫した

 床田はこの試合でプロ初本塁打となる1号2ランを放ったが、チームの敗北が影響し、空砲に終わった

広島は5連敗を記録し、9月の戦績は7試合を終えた時点で1勝6敗となっている

振り返ると、昨年9月も同様のスタートでしたが、その時点での戦績は2勝5敗だったため、今年は昨年より成績が下回っている

今回の試合は、広島にとって非常に厳しい結果となりました。先発投手の床田は、炎上とも言える内容でしたが、その中で初本塁打を打つなどの明るい面もありました。しかし、チーム全体が浮上しない中、彼の活躍も残念ながら功を奏しませんでした。今後の広島がどのように立て直しを図るのか、注目です。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズ(CS)とは?プロ野球のシーズン終了後に行われるポストシーズンのトーナメント形式の試合で、上位チームが日本シリーズに進出するための舞台です。
  • 満塁本塁打とは?4人のランナーが各ベースにいる状態で打たれたホームランのことを指し、1発で4点を得られる大きな得点となります。
  • 空砲とは?得点にはつながらないホームランのことを示し、選手が記録する功績とは裏腹に試合には影響しない態勢を意味します。

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